ep37 ページ38
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お願いします、お月様、
何かの間違いで、私のことを好きになってくれたりしませんか
夢の中だけじゃイヤで、もうよくばりになってしまって。
こんなのおかしいと思うけど、やっぱり大橋和也じゃないとって思ってしまうんです。
この人が好きになる人はどんな人なんだろうって、、
「１ヶ月…」
大橋は、また優しく前髪も分けてくれる。
大橋「ベッド行こか」
そのハスキーな声に、更に鼓動は早まっていく。
道枝に後で謝っておかないと、失礼な事してしまった。
布団に入った瞬間に、寝息が聞こえてくる。
そりゃそうだ、朝早いし、大橋は毎日毎日ライブのリハや収録、ロケをこなしている。
なのに、一緒に住んで分かったのは、ストレッチや、台本の読み、色んなことを予習して、準備して仕事に挑んでいることを知った。
私は、大橋に何も与えて上げられないけれど、
「いつもお疲れ様だよ、」
私も思わず彼の髪に触れていた。
絵画と言うべきか、中性的かつ、開けば大きいだろう瞳を隠す瞼、そこからめいいっぱい長く生えているまつ毛。
「愛しt」
とんでもない言葉を口にしようとしてしまったらしく、
思わず口を手で抑える。
頭を冷やさないと…おかしくなってしまう…
1度ベッドから出ようとした瞬間、腕を捕まれ、また倒れ込んでしまう。
「え！？」
大橋「…どこ行くん」
目をうっすらと開けて伏し目がちに私を見る。
「外の空気を、、」
大橋「行かんといて、」
私のお腹と腰の方へ手を回し、寝たまま引き寄せる。
反対の腕は私の頭の下に滑り込んだ。
いいいやいいやいやいや！ま、待ってくれ！心臓が、
「っ、困ります！慣れてないんで！」
大橋「彼氏とはこういうことせんかった？」
「半年付き合ったけど、してないです！はは！」
彼氏いたこともあったなと、ちょっと笑えてくる。
「あれ？彼氏の話、したことありましたっけ？」
大橋「…んな事より、さっき何言おうとしてたん」
「げっ、起きてたんですか」
げってなんやねん、と顔と顔の距離が近くなる。
「…早く寝てください…」
満足そうに柔らかく微笑んで、私をうんと抱きしめた。
もうどうにでもなれ！と目を瞑ると、大橋の匂いにつられて、ウトウトしてきた。
あっという間に2人で眠りについた。
それはもう、ぐっすりで。最近でいちばん深く眠れた。
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朝の陽射しに目を覚ますとドアのノック音が。
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リム子(プロフ) - ぷりんさん» めちゃくちゃ嬉しいお言葉ありがとうございます…！🤍お優しいお気遣いもありがとうございます！🥹 (2023年2月5日 10時) (
レス) @page46 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！大橋担だからかほんとにこのお話大好きで…！！また更新楽しみにしてます！！あ、急かしてるって思ったらごめんなさい！！リム子さんのペースで頑張ってください！！！ (2023年2月3日 4時) (レス) @page46 id: b5e3e3f85d (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - 夜宵依さん» とてもとてもありがとうございます😭✨️嬉しすぎるお言葉過ぎます…！！！これからも宜しくお願いします！♡ (2023年1月11日 10時) (レス) @page21 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵依 - 全作読みました！凄く面白かったです！リム子さんの言葉選びがすごく好きです……！更新楽しみにしています！ (2023年1月9日 12時) (レス) @page16 id: 0da497ae3a (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - まぁさん» まぁさんの暖かいお言葉にとても元気頂きました😭✨おかげさまで復活です！いつもご覧いただきありがとうございます🥹❤️🔥 (2023年1月6日 23時) (レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リム子 | 作成日時：2022年12月19日 21時
