ep33 ページ34
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あーもう、なんて思いながらもぐもぐ必死に噛み砕く。
大橋「うまい？うまい？美味しいー？」
「えっ、待ってください。美味しすぎる！」
大橋「ふはっ、かーわい」
その一言に、私の脳内は真っ白になりパニック
もう大橋和也のこと分からんし、、
餃子の味もわからん、、
役の演技もわからん、、
その後の流れも大橋とスタッフに連れられるがまま、色んなところを連れ回され、
結果、展望台に到着した。
大橋「こんな横浜って広いんやなー、」
「来てみないと知れないものですね」
大橋「なにわ男子のこともこうやって関わってみーひんと分からんもんやろ？」
確かにそうだ。画面の向こう側や、ステージ上での彼しか私は知らない。
かなりギャップがあるかと言われたら、ある訳では無いが、
知ったことは沢山ある。
「そうかもです。」
大橋「はよ好きって言えば楽やで？」
「何を！？」
大橋「…うそ、なんもない、忘れてー？」
もうええわと引き笑いしながら歩いていく。
すこし藤木先輩を思い出させるような堂々たる歩きぶりに、私は吹き出して笑ってしまった。
大橋「え！え！笑った！なになになに！！！」
「大橋くんって素でもこれなの！笑笑」
よく考えたらカメラあるし、素とかじゃなかったかもしれない。
でも振り向いて、私の笑顔を見て嬉しそうに微笑んだ彼は間違いなく、正真正銘大橋和也で。
胸の奥がギュッとリボンを結ぶように苦しくなる。
大橋「俺が幸せにしたるから」
ハスキーな声が急に近くで響くので、視線を上げて大橋を見る。
近くに来ていた大橋が、私の手を取る。
大橋「誓ったやんか」
「うん、私も少しは、大橋和也を知れたかもしれないって思ってる」
ほんまに！？と大声で反応したかと思うと、「嬉しいー！」と窓の方に向かって叫び倒す。
「うるさい！めちゃくちゃうるさい！」
大橋「空飛べる気ーするわ！」
「ここからは確実に死ぬけどね！全然むりだよ！」
何故か自然とそのまま繋いだ手。離れることはなかった。
カメラがあったとしても、確実にそこには何か気付いたものがある気がする。
絆に近い、何かだ。
最後にスタッフから告げられたこの後のスケジュール。
「え、グランピング？」
大橋「それってキャンプのホテルみたいな？？」
スタッフ「ベッドは一緒でお願いします」
「嘘…！」
大橋「楽しみやな^^」
なんで！
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リム子(プロフ) - ぷりんさん» めちゃくちゃ嬉しいお言葉ありがとうございます…！🤍お優しいお気遣いもありがとうございます！🥹 (2023年2月5日 10時) (
レス) @page46 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！大橋担だからかほんとにこのお話大好きで…！！また更新楽しみにしてます！！あ、急かしてるって思ったらごめんなさい！！リム子さんのペースで頑張ってください！！！ (2023年2月3日 4時) (レス) @page46 id: b5e3e3f85d (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - 夜宵依さん» とてもとてもありがとうございます😭✨️嬉しすぎるお言葉過ぎます…！！！これからも宜しくお願いします！♡ (2023年1月11日 10時) (レス) @page21 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵依 - 全作読みました！凄く面白かったです！リム子さんの言葉選びがすごく好きです……！更新楽しみにしています！ (2023年1月9日 12時) (レス) @page16 id: 0da497ae3a (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - まぁさん» まぁさんの暖かいお言葉にとても元気頂きました😭✨おかげさまで復活です！いつもご覧いただきありがとうございます🥹❤️🔥 (2023年1月6日 23時) (レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リム子 | 作成日時：2022年12月19日 21時
