ep26 ページ27
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パソコンを開いて、最初の文字を考えていた。
『お待たせしました。ホットラテです。』
ありがとうございますの言葉と会釈をして、また画面と睨み合い。
今回はかなり苦戦している。いやいつもなんだけど。
葵「珍しいじゃん。そんな顔するの」
ドサッと向かいの席に座ってきたのは山田葵だった。
ホットコーヒーくださーいと緩い彼女に、なんだか久しぶり過ぎて懐かしさを覚える。
「なんか久しぶりだね？？」
葵「どうなの、推しとのドリームライフ♡♡」
はぁ、とため息つくと、なんでだよと突っ込まれる。
そりゃそうなのだけど、、、色々あるんだ、、、
「やっぱり、現実に思えなくて…」
葵「現実じゃなかったからなんなの？」
「え？」
葵「別に良くない？」
来たコーヒーを一口飲んで、フッと口角を上げる。
葵「何に脅えてんの？自分のこと好きになって貰えないのが怖いの？奢りすぎじゃない？自分を」
「なっ！そうなんじゃ！」
痛いところをつかれたきがする。
確かに私は、好きになって貰えない自信がある。
だから、結婚という役として1ヶ月も一緒に暮らして日々を共にするのに、私が好きにならないわけがなくて
それを拒絶される恐怖に駆られて生きてる…これは紛れもない事実なんだ
葵「だから、あんたが頑張ったところで、決めるのはあっちだし、そんな凄い人じゃないんだからさあんたは」
「ひどくないか！？」
葵「だから、頑張らなきゃ駄目なんだって！！」
「いやでも、」
葵「こんなチャンス滅多に無いのに、本当に馬鹿だね！」
何も言い返せず下を向いて頭を抱える。
正論過ぎてだめだ…！！！
「私、スタッフが好きって嘘ついた…」
葵「うっわぁ、なにわ男子なんか好きじゃないと嘘をつき、ジャニーズ嫌いだと豪語した後に、スタッフが好きだと」
羅列されると私の嘘がやばすぎることがより分かる。
「や、やばいね私！！、」
葵「今更なの？」
スマホが震え、画面を開く。
駿佑今何してますか??
私は驚いて携帯を落とす。
葵「なに？誰？」
「や、やばいよ、なにわ男子から、ラ、ラインが…」
葵「おおおお！やるやん！交換したんだね！」
やるやんじゃないし、何これ、夢？
震えながらトークを開くと、立て続けにまたメッセージが来て、思わず唸る。
駿佑僕は今、休憩してて、表参道散策してます。
私も表参道ですよ！！！なんて返すと秒で既読。
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リム子(プロフ) - ぷりんさん» めちゃくちゃ嬉しいお言葉ありがとうございます…！🤍お優しいお気遣いもありがとうございます！🥹 (2023年2月5日 10時) (
レス) @page46 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！大橋担だからかほんとにこのお話大好きで…！！また更新楽しみにしてます！！あ、急かしてるって思ったらごめんなさい！！リム子さんのペースで頑張ってください！！！ (2023年2月3日 4時) (レス) @page46 id: b5e3e3f85d (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - 夜宵依さん» とてもとてもありがとうございます😭✨️嬉しすぎるお言葉過ぎます…！！！これからも宜しくお願いします！♡ (2023年1月11日 10時) (レス) @page21 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵依 - 全作読みました！凄く面白かったです！リム子さんの言葉選びがすごく好きです……！更新楽しみにしています！ (2023年1月9日 12時) (レス) @page16 id: 0da497ae3a (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - まぁさん» まぁさんの暖かいお言葉にとても元気頂きました😭✨おかげさまで復活です！いつもご覧いただきありがとうございます🥹❤️🔥 (2023年1月6日 23時) (レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リム子 | 作成日時：2022年12月19日 21時
