ep14 ページ14
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『なにわ男子さん入りまーす！』
スタッフの声と共に、私は緊張が増し増しになって行く。
彼らの撮影を見ているなんて、信じられないし、
どういう反応をしていいのか、分からない。いっそ発狂したいくらいなのに。
スタッフ「Aさんが、このタイミングで入ってサプライズとして、本をプレゼントして下さいね！」
「本当にするんですか…嫌なんですけど…」
いつの間にか横でカメラが回されていることに気付かずに、そんなわがままを吐いてしまう。
スタッフ「なんでですか！喜びますよ！」
「自分が書いた本を渡すって相当キモくないですか？」
ははは小説家になった意味は？なんて自分でノリツッコミしてしまうほど、往生際悪くて笑えてしまう。
スタッフ「仕事ですからね！渡してくださいね！」
観念して小さく返事をすると、あっという間にその時間になってしまう。
うわーうわー最悪だ！
合図を送ってくるスタッフを殴り倒したいくらいだ！
ええい！っと駆け足でなにわ男子の目の前にジャンプで登場する。
大橋「え！？え！？なになになに！？なんでおるん？！」
「ハッピー、サプラーイズ」
なんつって〜と自分なりの照れ隠しをしながらギフトに包まれた自分の本を渡す。
まるでカンタがさつきに傘を渡すように。
藤原「ぶっw」
大西「やばい、にやけるなんやこれw」
なにわ男子だけでなくスタッフもザワつく当たり、もしかして私は何かを間違えたんだと思う。
…何を間違えた、？！
振り返っても何も浮かばないし、もう、嫌だ今すぐここから去りたい！なんて目をムギュっと瞑る。
大橋「まって…ほんまに嬉しいんやけど。」
急に周りとは打って変わって真剣な声を出した大橋に、
驚いて顔を上げる。
「え、嬉しい？」
大橋「ん、見たかってん。しかもプレゼントやのに嬉しくないわけないやんか。」
真っ直ぐ私の目を見る瞳に、吸い込まれてしまいそうで、
息をするのを忘れてしまうほど見とれた。
やはり、この人が好きなのは、なにわ男子だから、ジャニーズだから、
そんなことではなくて、
大橋和也だから 好きなんだ。
あなたの言葉が本当に大好き。
だからこそ、これ以上近付きたくないのに。
スタッフ「じゃ、今日は記念するべき初のお泊まりですねー！」
こんなはずじゃ…！、！！！
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リム子(プロフ) - ぷりんさん» めちゃくちゃ嬉しいお言葉ありがとうございます…！🤍お優しいお気遣いもありがとうございます！🥹 (2023年2月5日 10時) (
レス) @page46 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！大橋担だからかほんとにこのお話大好きで…！！また更新楽しみにしてます！！あ、急かしてるって思ったらごめんなさい！！リム子さんのペースで頑張ってください！！！ (2023年2月3日 4時) (レス) @page46 id: b5e3e3f85d (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - 夜宵依さん» とてもとてもありがとうございます😭✨️嬉しすぎるお言葉過ぎます…！！！これからも宜しくお願いします！♡ (2023年1月11日 10時) (レス) @page21 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵依 - 全作読みました！凄く面白かったです！リム子さんの言葉選びがすごく好きです……！更新楽しみにしています！ (2023年1月9日 12時) (レス) @page16 id: 0da497ae3a (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - まぁさん» まぁさんの暖かいお言葉にとても元気頂きました😭✨おかげさまで復活です！いつもご覧いただきありがとうございます🥹❤️🔥 (2023年1月6日 23時) (レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リム子 | 作成日時：2022年12月19日 21時
