童話の主役は我々だ【wrwrd】 (ページ5)

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白雪姫《4》ページ5

コネシマ「いや〜、疲れたわァ〜」

グルッペン「アルテは大人しく待ってるだろうか？」

トントン「まぁ、あんだけ罠があればお妃様も来へんやろ」

ロボロ「ん？
玄関に何か置いてあるぞ？」

『白雪姫様専用林檎』

『······(これ、絶対にお妃様の差し金では···)』

アルテ「あれ？
皆お帰り〜」

エーミール「あ、アルテちゃん
何処に行ってたの？」

アルテ「え？
洗濯物を取り込んでたんだけど···
それ、どうしたの？」

鬱先生「···食べてみぃひん？」

アルテ「え？
いいの？」

トントン「ちょ！」

ｶﾞﾘｯ···

一口食べた途端にアルテは毒林檎で倒れてしまいました

ロボロ「何してんねん!!」

鬱先生「待て待て
考えがあってこその毒林檎を食べさせたんや」

シャオロン「どんな考えなん？」

鬱先生「毒林檎で倒れたアルテちゃんにキスをして目覚めさせるんや
そしたら、もうアルテちゃんメロメロやで？」

『···!!』ﾋﾞｼｬｰｰｰﾝｯ!!

コネシマ「大先生···お前、プロか!?」

トントン「でも、それやと誰がキスするかで揉める未来が見えるんやけども···」

ロボロ「···アルテちゃん···///」

エーミール「ちょ、抜け駆けは許さないぞ!!」

小人達は誰がアルテちゃんを目覚めのキスで起こすかで議論が始まりました