【QK】Lucky Clover ２ (ページ7)

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「おーーーーー！！！」

丁度、司会席辺りまで移動してきていたAさんから、
感嘆の声と拍手が鳴り響く。

ソファに座っている俺ら３人の頭の上には？が浮かんでいた。

「さすが、山本さん。
　極上のタイトルコールありがとうございます。」
「俺、耳は結構いい方だけど、
　いつもより若干声出てなかったよ。」
「おい。まあ、ちょっと喉の調子悪いから、
　須貝さん、正解です。あはは。」

指摘通り、風邪気味である。

「でも、他の皆さんも、極上のタイトルコール
　できるんじゃないかなと思って、
　今から『サブチャンネルーーーー！』対決します。」
「「「はあ？」」」

見事に３人の「はあ？」が重なって、しばしツボる演者陣。

「今から、３人にタイトルコールしてもらって、
　コメント欄で投票してもらって、
　得票数の多い人が優勝ということで。」
「えーっと？今日この場には…」

Aさんが、「３人」と言うもんだから、
逃がしはしないと、言葉を被せる。

「１、２、３…４人、いますよねー！」

途中から須貝さんも加勢して、無理やり４人と言い直させる。

「逆に、いいんですか？私、参加しちゃって。」
「それは、どういう…？」
「優勝かっさらっちゃいますけど。」
「自信過剰すぎんだろ、山本ならまだしも。」

やいやい言われながらも、司会席からソファの方へ来る。
Aさんも座れるように、問の方へ移動した。

「誰から行きます？」
「じゃんけん勝った者順で。」

じゃんけんの結果、須貝→問→A→山本の順で
タイトルコールをすることになった。