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〜fkr side〜
急にご飯に誘ってしまったものの全然いいお店は知らない。
ふと頭に思い浮かんだ居酒屋を提案すると
彼女は快諾してくれてそこへ向かうことになった。
少し遅い時間になっていたから彼女の家の近くで
送り届けるのにはちょうどいい。
居酒屋に着いて、個室に通され
荷物を置いて向かい合って座る。
Aさんが差し出してくれたメニュー表を受け取って
ページをペラペラめくる。
「Aさん、お酒にする？」
「えー、どうしよう…。
ふくらさんは、飲まれますか？」
「明日別に早くないし、１杯だけ飲もうかなー。」
「じゃあ、私も１杯だけ頼みます。」
お互いにドリンクと、好きなご飯をそれぞれ頼む。
ドリンクが先に届いて、乾杯をする。
「うまー。」
「染みますね。」
しばしの沈黙が流れて、もう一口お酒で喉を潤す。
「誘ってくださってありがとうございます。」
「こっちこそ急にごめんね。
何か忙しそうで、心配になっちゃって。」
「え？私そんな感じでしたか？
お恥ずかしい…」
顔を両手で隠してそのまま話す彼女。
「絶対ふくらさんたちの方が忙しくしてるはずなのに、
私はもう1人仕事を分担してくれる人が増えたのに
おかしいですよね。」
そこまで言うと顔を塞いでいた両手をジョッキに持ち替え
ぐいっとお酒を飲む。
「俺たちはやることが増えたってだけで
やってることは変わんないからさ。
Aさんは松田さんともコミュニケーション
とってかないといけないし
それで環境ガラッと変わったからじゃないかな。」
仕事の話をしていると料理が運ばれてきた。
「うまそー。」
「いただきます。」
ご飯を口に運びつつ続きを話す。
「ちゃんと寝れてる？
めっちゃクマできてるよ。」
「本当ですか？5.6時間は寝てるんですけどね。
何か途中で起きちゃうんですよ。」
「環境変わって、ストレスかかってるんじゃない？」
「そうなんですかね？
んー、美味しい。ふくらさんも食べます？」
心配していた感じには落ち込んでいなくて
彼女自身はケロッとしていて少し安心して
勧めてもらった料理を口に運ぶ。
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琥珀(プロフ) - ユメさん» このシリーズ初めてのコメントがユメさんで、最後もコメントくださって本当に嬉しいです！何とか2人を幸せのスタートラインに立たせれました！そうなんです！首を触る癖めちゃくちゃいいんですよね〜最後まで読んでくださって本当にありがとうございました！ (12月16日 21時) (
レス) id: 5ab7100f31 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - fkrさんの首に手を当てて話すクセ、魅力的ですよね(完結おめでとうございます！ 最後までてえてえたっぷりで大満足です！) (12月16日 16時) (レス) @page42 id: 8ed95612e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2023年9月17日 23時
