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〜you side〜
結局昨日はふくらさんから言われた通り
休日出勤をやめて家で過ごした。
そして今日はオフィスに向かう。
溜まった仕事を何とか終わらせたい！
私はいつも以上に気合を入れていた。
いつものように隣の席に乾くんを迎え入れ仕事に集中する。
途中、大きい段ボール箱が届いて、
ふくらさんと須貝さんに運んでもらう。
この前注文したラックだった。
「お、やっと届いたんだ。
もう早速開けようぜー。」
伊沢さんの一声で、周りの人たちが集まってきて
段ボール箱を開けて設置が始まる。
朝から気合を入れてきた肝心の仕事は中断した。
「A、どこに置くのが都合いいの？」
「注文した時に、ふくらさんと相談して
ここがいいんじゃないかってなりました。」
私とふくらさんのデスクの間を指さす。
「おっけー。
そしたらまずふくらさんの机を寄せるか。」
須貝さんが指示を出して、伊沢さんとふくらさんが机を移動させる。
「よし、それくらいで間に入るんじゃね？」
「いい筋トレ。」
「筋肉痛なりそうだわ。」
私はカッターで段ボールの包装を解く。
「A、手切りそうだわ。」
「Aさん、俺ら設置やっとくんで、
乾のとこの書類、片づけといてくださいよ。」
「ありがとうございます。」
カッターで段ボール開けるくらいで
手は切らないと思うけど
お言葉に甘えて書類の整理を始める。
「Aさんの秘技が見れなくなるの寂しいっすわ。」
「え？何ですか？秘技って。」
「書類の積み上げ、このオフィスで一番上手ですよ。」
大爆笑の乾くん。
「馬鹿にしてるでしょ。」
「さーせん！」
「乾、Aさんに失礼でしょ。
仕事頑張ってんだからさー。」
「さーせん！」
「こいつ全然悪びれてねー。」
わいわいしながら、書類を分ける。
「ついでに、鬼の業務仕分けしようか？」
ふくらさんからの提案。
「え？いいんですか？」
「せっかく、整理するんだしやろうよ。」
「ふくらさん、某議員みたいじゃん。」
「厳しめの仕分けをお願いします。」
私はメモ帳とふせんを用意して、
鬼の業務仕分けに挑んだ。
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00kohaku00(プロフ) - おれんじじゅーす。さん» こちらこそ、リクエストありがとうございました。ko考察第２弾も考えてます！お楽しみに。 (8月2日 2時) (
レス) @page6 id: dd8212c960 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじじゅーす。(プロフ) - koちゃん視点面白かったです！！リク応えて下さってありがとうございます😭 (8月2日 1時) (レス) @page7 id: 7f991e8d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2023年7月26日 7時
