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〜you side〜
買い出しに数件お店を回って気づけば14時過ぎ。
お昼も買っただけで食べそびれているから
お腹もペコペコだ。
その時、着信が入る。
「もしもし？」
「あー、Aさん？
今、どこにいます？」
乾くんだった。
「ちょうど買い出し終わったところで…」
最後に買い出しをしたお店の名前を伝える。
「何か追加の買い出しですか？
今ならまだ他の店も周りますよ？」
「いや、荷物重たいかな？って思って。
俺、途中まで迎えに行きます。」
「いやいや、そんなの大丈夫ですよ。
編集も撮影もあるでしょ？」
「とりあえず行くんで、
その近くにコンビニあるんでそこで待っててください。」
そういうと一方的に切られた電話。
乾くんがこういうことするの珍しいと思いつつ、
入れ違いになっても困るので言われた通りコンビニの前で
待つことにした。
少しして、小走りでやってきた乾くん。
明るい髪色がよく目立っている。
「すいません。待ちました？」
「いえいえ、わざわざごめんね。」
「これ、持ちます。」
そう言って半分荷物を持ってくれた。
「ほんとに仕事大丈夫？」
「大丈夫ですよ。
ていうか、須貝さんとふくらさんに
行ってこいって言われたんです。」
「え？ふたりに？」
「お二人今、撮影入っちゃったんで。」
「ごめんね。時間使わせちゃって。」
申し訳ない気持ちがこみあげてくる。
が、次の乾くんの言葉で
そんなものは吹き飛ばされてしまうのである。
「じゃあ、お詫びの代わりに教えてほしいんですけど。」
「ん？」
「Aさんって、ふくらさんのこと
ちょっと気になってるでしょ？」
「気になるって？」
「んー、恋愛対象というか好き？みたいな。」
「すっ…！？」
今日はなんでこんなにも感情が忙しい日なんだ。
デートとか恋愛とか好きとか
色んな言葉が頭の中に一気に登ってきて
顔がかーっと熱くなるのがわかる。
「え？図星ですか？」
「いやいやいや、まだ何も返事してませんけど。」
「じゃあ、どうなんですか？」
乾くんはこうなると絶対に逃してくれないと思う。
普段はぽわぽわしてるのに、急に猟犬みたいに…
「んー、わかんない。」
「その返事ずるいなー。」
「いや、実は私今までそういう類の経験を
してきてないもので…」
あ、私今しれっと爆弾発言しちゃったな？
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00kohaku00(プロフ) - おれんじじゅーす。さん» こちらこそ、リクエストありがとうございました。ko考察第２弾も考えてます！お楽しみに。 (8月2日 2時) (
レス) @page6 id: dd8212c960 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじじゅーす。(プロフ) - koちゃん視点面白かったです！！リク応えて下さってありがとうございます😭 (8月2日 1時) (レス) @page7 id: 7f991e8d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2023年7月26日 7時
