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〜kwmr side〜
撮影が着々と進む。
次の撮影は
僕が司会、伊沢とふくらと須貝さんが回答者。
カメラの準備が整うまで、各々自由に過ごしている。
自分は進行の確認。
「あ、そうだ！めっちゃちょうどいいメンバー。」
伊沢が思い出したように大きな声をあげる。
「この前言ってた、新しい人。
もうそろそろ決まりそうなんで、お願いします！」
新しい人…
ああ、Aさんの件ね。
「おお、早いね。」
「え？何その話。」
須貝さんは頭にクエスチョンマーク。
この前の話の時には居なかったからね。
「Aさんの負担軽減要員で
新しい人、入れようってなって。
あれ？須貝さん話しませんでしたっけ？」
「初耳よ。」
「この前、この3人の時に話したんじゃない？」
「そうだっけか？」
伊沢の話を聞くと、経験もあって、
期間限定で働いてもらうのには申し分無い人そうだ。
「次、大きい案件重なってるし、
ちょうどいいんじゃん？
A、残業よくしてるし。」
「まあ、Aさんもまだ半年なんで、
諸々フォローしていきましょうって話です。」
「おうよ、任せとけ。」
Aさんの話なのに
むしろふくらが頼んだ話なのに
何故か彼は口数少なく相槌を打つことに徹していた。
「俺、この撮影終わったら、
Aさんにも一応話しとくんで。」
そう伊沢が言い終えると
スタッフさんから準備完了の声がかかって
撮影を始めることになった。
撮影が始まればいつも通り
楽しく真剣にクイズをするふくら。
でも、さっきの様子では
何か思う事があったんだろう。
「さよなら！」
「通知もONにしてね〜」
午前中の撮影が程なくして終わり
伊沢はAさんに声をかけに
須貝さんは「腹減ったー」と撮影部屋を出て行った。
「何？ふくら、どうしたの？」
「え？何が？」
白々しくしているが、
きっと彼のことだから何を聞かれているかわかっている。
スタッフさんたちもぞろぞろお昼ご飯を食べに出て行ったりして
ほぼ人が居なくなった。
「この前さ、この話になったとき
Aさん、落ち込みそうって話したじゃん？」
「したね。」
「で、須貝さんに励ましてもらうのが適役って
俺が言ってたよね？」
「言ってたね。
まあ僕も概ね賛成だったけど。」
そこまで言うと、ふくらは珍しく天を仰いで、
目を閉じた。
「なんか色々タイミングが…」
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00kohaku00(プロフ) - おれんじじゅーす。さん» こちらこそ、リクエストありがとうございました。ko考察第２弾も考えてます！お楽しみに。 (8月2日 2時) (
レス) @page6 id: dd8212c960 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじじゅーす。(プロフ) - koちゃん視点面白かったです！！リク応えて下さってありがとうございます😭 (8月2日 1時) (レス) @page7 id: 7f991e8d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2023年7月26日 7時
