犯人はヤス。5 ページ40
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A『はい？何でしょうか？』
大包平「お前、先程変な歩き方をしていたが、井戸に落ちた時に足を怪我したのか？」
A『いえ、今日おやつを買った帰りに捻ってしまいまして。そう言えば、今日のおやつは洋菓子でしたが、どうでした？今後は和と洋を交互にしようと思っておりますが構いませんか？』
大包平「お、俺は別に…。って、俺はこんな話をする為に来たわけではないっ！！」
A『は、はぁ…。』
先程よりも怖い顔で凄まれ、また一歩後退る私。
？「まったく、何大声を出してるんだ。」
頭上から声が聞こえ、私達は同時に顔を上げる。
そんな私達の目に、私が居た場所にしゃがんでこちらを覗き込んでいる鶯丸さんが入った。
A『鶯丸さん？どうして此処に？』
鶯丸「大包平が此処に居ると聞いてな。あまり大声を出すな、大包平。彼女が怯えてしまうぞ？」
大包平「何っ！？……そうなのか？」
大包平さんは鶯丸さんの言葉を聞いた瞬間、バッとこちらを向いて私の顔を凝視する。
そんな大包平さんの顔は心底驚いている。
A『えっと、そう…ですね。いきなりは少々驚いてしまいます…ね。』
大包平「そ、それはすまなかった。」
A『あ、いえ、お気になさらずに。』
鶯丸「何をそんなに気負い立っているのか分からんが、俺の握り飯を食べて落ち着け。」
A『おにぎりですか？』
鶯丸「あぁ。俺の握ったものだが。食べるか？」
A『わぁっ！よろしいのですか？』
鶯丸「いいぞ。……ただ、ぺっとしないか？」
鶯丸さん、馬当番での事気にしてんじゃねーか。
ごめんね、ゲームではあの台詞が可愛くて何度も馬当番やらせていたよ。
今もしょんぼりした顔が可愛いです。
大包平「あまり気にするな。前に馬に握り飯を食わせたら吐き出されたらしく、それを今も引き摺っているだけだ。」
A『そうなのですか。大丈夫ですよ、鶯丸さん。そんな事しませんから。』
鶯丸「…それもそうだな。……ところで、何故二人は穴の中に入るんだ？」
それに触れんの遅っ。
A『買い物に出ている間に落とし穴を掘られたらしく、それに落ちてしまいまして…。』
鶯丸「成る程、鶴丸の仕業か。」
大包平「お前、何故それを知っているっ！？」
鶯丸「何故って、こんな真似を考え付くのは彼奴しか居ないだろ。」
此処の鶴丸さんは落とし穴を掘っちゃうタイプの方なのですね。
てか、どうしても私を落としたかったんだな。
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嗣美 - 詩織さん» コメント、応援をありがとうございますっ！いえいえ、そんなっ！長曽祢さんだけでなく、私も好きだと仰ってくださるなんて感激の極みですっ！！頑張りますので、これからもよろしくお願い致します。 (2018年1月1日 21時) (
レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
詩織 - 語彙力なくてすみません。作者さんも長曽祢さんも好きです。大好きです。ほんと好きです。頑張ってください!! (2018年1月1日 2時) (レス) id: 12e906a86c (このIDを非表示/違反報告)
嗣美 - ささかまさん» コメントありがとうございますっ！長曽祢さん最推しの私にとって、そのお言葉はとても嬉しく思います。しかも、今一番好きだなんて…っ！これからも楽しんで頂けたら光栄ですっ！！ (2017年12月17日 0時) (レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
ささかま(プロフ) - この作品をみてもっと長曾根さんが好きになりました！今一番好きなお話です。続き楽しみにしてます！ (2017年12月16日 10時) (レス) id: 54d1807de2 (このIDを非表示/違反報告)
嗣美 - Mr.lonelyさん» コメントありがとうございますっ！お褒めの言葉嬉しいですっ！！ (2017年11月3日 19時) (レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嗣美 | 作成日時：2017年10月3日 0時
