ワクテカが止まらないっ！4 ページ31
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こんのすけ「蔵の中が暗いですし、井戸の中の時を思い出してしまいましたか？」
A『いえ、そういうわけでは…。』
長曽祢「なら、無意識にか。」
真っ暗にした部屋で寝ても何にもなかったから大丈夫かと思ったんだけど…。
長曽祢「待っていろ。今寒くないように羽織る物を」こんのすけ「お止めください、長曽祢殿。それを脱ぐと完全に半裸になりますぞ。」
あの羽織を脱ごうとする長曽祢さんに、こんのすけが制止の声を掛ける。
グッジョブ、こんのすけ。
長曽祢「しかし、今日も寒いから風邪を引いてしまうかもしれないぞ。」
A『いえ、大丈夫です。寧ろ見ているこっちが寒くなるので脱がないでください。それに、長曽祢さんが風邪を引いてしまいます。』
てか、今以上に目のやり場に困るわ。
私がきっぱり断ると、長曽祢さんはなんだかシュンとしたように見える。
止めて、可愛いからっ！
内心長曽祢さんにキュンキュンしていると、背後からまたも床の鳴る音が聞こえた。
私は後ろを振り向こうとするが、その前に肩に何かがかけられた。
それは大典太さんの上着で、後ろを向くと目を逸らす上着を着ていない大典太さん。
A『あの、何故上着を？』
大典太「……別に意味はない。それとも、俺のような刀の上着は嫌だったか？」
A『そんなっ！ありがとうございます。』
私は笑って礼を言うが、また大典太さんに顔をふいっと背けられてしまった。
ある程度は親切にするけど、あんま調子乗って歩み寄ってくんなよって事か？
それとも、単に私の顔が見るに耐えな……これ以上は悲しくなるから止めよう。
？「兄弟っ！！」
大典太さんの行動の理由を考えていると、何処からか焦ったような声が聞こえた。
声が聞こえた方を見ると、こちらに走ってくるソハヤノツルキさんが見えた。
私達の側まで来ると、まるで睨むような目で長曽祢さんを見るソハヤさん。
ソハヤ「兄弟、どうして此処にこいつらが居るんだ。それに、そいつが兄弟の上着を羽織ってるのは何故だ？」
大典太「……俺が貸した。風邪でも引いて俺を頼られても困るからな。此処に居る理由は蔵の中が見たかったらしいぞ。」
ソハヤ「蔵の中が見たい？そんな変人、何処に居るってんだよ。」
物好きから変人にランクアップしました。
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嗣美 - 詩織さん» コメント、応援をありがとうございますっ！いえいえ、そんなっ！長曽祢さんだけでなく、私も好きだと仰ってくださるなんて感激の極みですっ！！頑張りますので、これからもよろしくお願い致します。 (2018年1月1日 21時) (
レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
詩織 - 語彙力なくてすみません。作者さんも長曽祢さんも好きです。大好きです。ほんと好きです。頑張ってください!! (2018年1月1日 2時) (レス) id: 12e906a86c (このIDを非表示/違反報告)
嗣美 - ささかまさん» コメントありがとうございますっ！長曽祢さん最推しの私にとって、そのお言葉はとても嬉しく思います。しかも、今一番好きだなんて…っ！これからも楽しんで頂けたら光栄ですっ！！ (2017年12月17日 0時) (レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
ささかま(プロフ) - この作品をみてもっと長曾根さんが好きになりました！今一番好きなお話です。続き楽しみにしてます！ (2017年12月16日 10時) (レス) id: 54d1807de2 (このIDを非表示/違反報告)
嗣美 - Mr.lonelyさん» コメントありがとうございますっ！お褒めの言葉嬉しいですっ！！ (2017年11月3日 19時) (レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嗣美 | 作成日時：2017年10月3日 0時
