慣れないものには動揺する。3 ページ3
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こんのすけ「主さまっ！こんのすけはどんな時でも主さまの味方ですからねっ！」
長谷部「こんのすけっ！貴様、一人で主にすり寄るなっ！主よ、俺もですっ！」
御手杵「いや、お前もなっ！！」
私が声を出さずにボロ泣きしていると、皆がわーぎゃーと騒ぎ始める。
ちょっ、皆動揺し過ぎ…。
涙で滲んでちゃんとは見えないが、隣に居る長曽祢さんが一歩前に出るのが見えた。
長曽祢「お前ら、少しは落ち着いたらどうだ。あと、全員外に出ろ。」
太郎「最初の言葉、貴方にお返しします。」
岩融「そうだな。本体を抜刀しようとするな。」
長曽祢「どんな理由であろうとも、泣かす事は絶対に許さん。」
鶯丸「目が据わっているぞ。」
にっかり「おやおや、隠さなきゃいけないものが膨れ上がってるねぇ。…殺気の事だよ？」
加州「ちょっと、長曽祢さん煽るの止めてくんない？ホントにぶっ飛ばされるよ。」
私は長曽祢さんの服を摘まんで引っ張ると、長曽祢さんはすぐに振り返る。
長曽祢「どうした？」
A『ち、違…うんです…。』
長曽祢「何が違うんだ？」
A『もしあのまま…出られなかったら…もう二度と皆さんと…会えなかった…と思うと、急に…怖くなって…っ！』
あぁ、今更過ぎるなぁ…。
長曽祢さんの方から溜め息が聞こえ、伸びてきた手が私の涙を拭う。
長曽祢「あんたが倒れる度、おれたちもそんな気持ちだったんだぞ。」
山姥切「…分かったら少しは自重してくれ。」
小烏丸「全くよ。あまり父に心配させるな。」
山伏「無茶は禁物だぞ、主殿。」
A『はい。……って、え？"主殿"？』
目を伏せていた私は驚いて顔を上げると、山伏さんはなんだか不安そうに笑う。
山伏「嫌…であるかな？」
A『そんなっ！私、嬉しいですっ！！寧ろ、そう呼ばれて元気になってきました。』
山伏「そうであるかっ！では、拙僧が毎日主殿を元気にしてみせようぞっ！！」
狐「それでは、わたくしもっ！あるじどの、どうぞわたくしめをモフモフして、もっと元気になってくださいませっ！」
鳴狐「はい。」
A『っ！？ありがとうございますっ！』
鳴狐さんから差し出された狐さんを受け取り、私は心行くまでモフモフした。
んー、幸せっ！！！
こんのすけ「(狐殿と山伏殿に全部持っていかれた…だとっ！？)」
長曽祢「…………。」
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嗣美 - 詩織さん» コメント、応援をありがとうございますっ！いえいえ、そんなっ！長曽祢さんだけでなく、私も好きだと仰ってくださるなんて感激の極みですっ！！頑張りますので、これからもよろしくお願い致します。 (2018年1月1日 21時) (
レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
詩織 - 語彙力なくてすみません。作者さんも長曽祢さんも好きです。大好きです。ほんと好きです。頑張ってください!! (2018年1月1日 2時) (レス) id: 12e906a86c (このIDを非表示/違反報告)
嗣美 - ささかまさん» コメントありがとうございますっ！長曽祢さん最推しの私にとって、そのお言葉はとても嬉しく思います。しかも、今一番好きだなんて…っ！これからも楽しんで頂けたら光栄ですっ！！ (2017年12月17日 0時) (レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
ささかま(プロフ) - この作品をみてもっと長曾根さんが好きになりました！今一番好きなお話です。続き楽しみにしてます！ (2017年12月16日 10時) (レス) id: 54d1807de2 (このIDを非表示/違反報告)
嗣美 - Mr.lonelyさん» コメントありがとうございますっ！お褒めの言葉嬉しいですっ！！ (2017年11月3日 19時) (レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嗣美 | 作成日時：2017年10月3日 0時
