よくぞおいでくださったっ！ ページ17
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長い一日が終わり、夜が明けて数時間が経つ頃。
愛染「主さんっ！！」
A『愛染さん、蛍丸さんっ！』
私は半べそをかきながら、目の前に居る愛染さんと蛍丸さんに思いっきり抱き付いた。
蛍丸「えへへ、久し振りー。」
A『ふぁいっ！』
二人に会えた嬉しで上手く呂律が回らない私に苦笑しながら、愛染さんは私の頭を、蛍丸さんは背中を撫でてくれる。
何故二人が此処に居るかと言うと、朝食を食べ終えてお茶を飲みながら寛いでいたら、突然来派の三人がやって来たのだ。
私は抱き締めるのを止めて、二人の顔を見ながら疑問に思った事を口にする。
A『あの、何故皆さんが此処に？』
二人が来てくれた事は物凄く嬉しいが、理由が気になってしょうがない。
愛染「オレたちもよく分かんねーけど、国行がいきなり行こうって言い出したんだよ。」
A『明石国行さんが？』
明石さんの方を見ると目が合い、明石さんは凄い勢いで私から顔を背けた。
私の所に行かないようにと言っていたのに、明石さんはどうして二人を連れてきたんだ？
だが、その考えを掻き消す程の疑問が生じた。
A『……あの、明石国行さんの怪我、前よりも酷くなっていませんか？』
昨日より明らかに顔の怪我が増えている。
なんだか殴られたみたいな…。
愛染「あー。……気にすんなよ、主さん。」
蛍丸「そーそー。そんな事より、あれに何かされたんなら遠慮なく言ってね。今度は骨の一本でもへし折っとくからさ。」
笑顔でそう言った蛍丸さんの目に光はなかった。
"今度は"って事は、確実に蛍丸さんが明石さんをボコボコにしたよね？
私、今度は恐怖で泣きそうだよ。
明石「……蛍丸が会いたそうにしてたからや。蛍丸に嫌われるんだけは嫌です。せやから、信用したわけやないんで、二人に何かしたら斬…二人を連れて帰ります。」
多分斬ると言いかけた明石さん。
まぁ、仕方ないよね。
他の三人が鞘から刃を少し出して、滅茶苦茶睨んでくるんだもんね。
そら怖いよね。
普通の人なら一目散に逃げ出すレベルだろ。
私なら動けずに泣き叫ぶ自信がある。
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嗣美 - 詩織さん» コメント、応援をありがとうございますっ！いえいえ、そんなっ！長曽祢さんだけでなく、私も好きだと仰ってくださるなんて感激の極みですっ！！頑張りますので、これからもよろしくお願い致します。 (2018年1月1日 21時) (
レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
詩織 - 語彙力なくてすみません。作者さんも長曽祢さんも好きです。大好きです。ほんと好きです。頑張ってください!! (2018年1月1日 2時) (レス) id: 12e906a86c (このIDを非表示/違反報告)
嗣美 - ささかまさん» コメントありがとうございますっ！長曽祢さん最推しの私にとって、そのお言葉はとても嬉しく思います。しかも、今一番好きだなんて…っ！これからも楽しんで頂けたら光栄ですっ！！ (2017年12月17日 0時) (レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
ささかま(プロフ) - この作品をみてもっと長曾根さんが好きになりました！今一番好きなお話です。続き楽しみにしてます！ (2017年12月16日 10時) (レス) id: 54d1807de2 (このIDを非表示/違反報告)
嗣美 - Mr.lonelyさん» コメントありがとうございますっ！お褒めの言葉嬉しいですっ！！ (2017年11月3日 19時) (レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嗣美 | 作成日時：2017年10月3日 0時
