サイレントキラー。 ページ41
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眩い光に細めていた目を開けると、目の前には傷だらけの少年が三人居た。
あれれ〜、可笑しいぞ〜？
顕現させたの、太鼓鐘さん一人の筈なのになぁ。
そんな事を思っていると、三人が閉じていた目を開けた。
そして、私を見た瞬間、抜刀して今にも襲い掛かってきそうな勢いで私を睨み付けた。
A『ひぇ…っ！！』
三人の反応に私が震え上がっていると、日本号さんが背中に私を隠した。
不動「おい、お前。そいつが何なのか分かってんのかぁ？…ひっくっ！」
日本号「あぁ。」
篭手切「ならば、何故庇うような真似をっ！？」
日本号「こいつは長曽祢虎徹の連れだ。」
日本号さんがそう言った瞬間、三人のざわめく声が聞こえてきた。
日本号さんの背中から顔を出して三人の顔を見ると、太鼓鐘さんと篭手切さんは日本号さんと同じように目を見開いて心底驚いたような顔をし、不動さんは中傷絵並みに眉をひそめている。
日本号「そいつはこいつと一緒に来たやつだが、同じ虎徹だ。お前らも虎徹に義理があるだろ？本体を鞘に納めろ。」
不動「別に俺は義理なんてないね。それに、虎徹の連れだろうが、そいつが俺たちに何もしないって保証にはならないだろ。…ひっくっ！」
太鼓鐘「そうだな。みっちゃんたちに何かしてるかもしれねぇし…。」
日本号「そうだったら殺せばいいだけだろ。他のやつらに確認してからでも遅くねぇ。」
日本号さん、物騒過ぎますっ！！
篭手切「……分かった。言っておくが、妙な真似をすれば容赦なく斬るぞ。」
刀を鞘に納めて物騒な事を言う篭手切さんの目から逃れる為に、私は日本号さんの背中に隠れる。
日本号「じゃあ、本題に入るぞ。……だがその前に、あの女は捕まった。代わりにこいつが審神者なったぜ。」
篭手切「何っ！？それは本当かっ！？」
日本号「あぁ。」
太鼓鐘「そっか。もうあいつにみっちゃんたちが傷付けられる事はねぇんだな。」
また日本号さんの背中から顔を出すと、ホッとしたように微笑んでいる太鼓鐘さんが見えた。
不動「へっ。それは最高の酒の肴だな。……酒飲みたい…。」
A『お酒ですか？かなり冷えますから、熱燗が良いのでしょうか？燭台切光忠さんや歌仙兼定さんに頼んでみてはどうです？』
今日は一段と寒いからなぁ。
私はお鍋が食いたいが、酒飲みの二人は熱燗の方が良さそうだな。
……燭台切さんと歌仙さんが作ったおつまみをお裾分けしていただきたいぞ。
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嗣美 - ふふおさん» コメントありがとうございますっ！長曽祢さんの夢小説少ないですよね。私もそれが悲しくて自分で書いてしまいました。なので、楽しんで頂けて嬉しいですっ！これからも楽しんで頂けるよう頑張りますっ！！ (2017年9月26日 1時) (
レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
ふふお(プロフ) - 長曽祢さんの夢小説は比較的数が少ないので、この小説だけが供給源です！ 楽しみに待ってます！！ (2017年9月25日 23時) (レス) id: 0eff09d945 (このIDを非表示/違反報告)
嗣美 - 「」さん» コメントありがとうございますっ！五つもあるので結構長いと思いますが、それを一日で全て読んでくださるなんて嬉しいですっ！！続きは只今作成中ですので、暫しお待ちを。 (2017年9月17日 19時) (レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
「」 - 今日、この作品を見かけまして一番初めから見てきました！！息をする間もなく見終わる位にパソコンに食いついていましたｗ。続きがとっても気になります！！更新待ってます！ (2017年9月17日 14時) (レス) id: 7f2420204c (このIDを非表示/違反報告)
嗣美 - リズさん» コメント、応援、お褒めの言葉をありがとうございますっ！！いえいえ、そのお言葉が励みになりますから、とても嬉しいですよっ！(*´ω｀*) (2017年8月3日 17時) (レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嗣美 | 作成日時：2017年6月18日 20時
