暗い井戸の底から…。3 ページ35
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それは、立て掛けてある一本の槍と二振りの刀。
私の倍以上もある大きさに、毛鞘に納まっているこの槍は日本号さんだ。
この鞘を見る度に、凄ぇフッサフサだなと思っていたから間違いない。
刀の方は大きさ的に短刀と脇差で、多分不動行光さんと篭手切江さん……だと思う。
私は槍と刀に近付こうと足を一歩踏み出した。
A『いったっ！！』
のだが、尖った何かを踏んだようで、足の裏に痛みが走った。
下駄履いていない方の足で踏むとか最悪だろっ！
心の中でぼやきながらしゃがんで、踏んだ物を確認すると、それは木の欠片だった。
井戸を塞いでいる蓋……ではないな。
蓋は全体が木の中の色のような薄い色をしていたが、これは茶色の部分がある。
此処を出たら捨てるか。
私は木の欠片を巾着に入れ、立ち上がろうと視線を上げる。
すると、数歩先にもう一振り刀が横たわっているのが目に入った。
やばっ、さっきのがなければ踏んでいたかも…。
木の欠片踏んで良かった。
その刀の側に寄り、しゃがんで見つめる私。
A『……太鼓鐘貞宗さん。』
この刀は確かに太鼓鐘貞宗さんだ。
柄の部分についている白い模様で確信した。
初めてドロップした時、舐め回すように見たから間違いない。
……明石さんやお兄さん方に、蛍丸さんや短刀さん達と会うの禁止されんの当然じゃね？
いやでも、仕方ないと思いますっ！
あのドロップ率ですよっ！？
白金台回りまくっても全然出なくて、刀装溶けまくり、糞高速槍の先制攻撃で二三人中傷、酷い時には重傷で撤退、刀装溶け＆中傷になっているのに右下の資源マスに行ってストレスで禿げるかと思ったわ。
極短刀さん達で行っていたから手入れの資源は安かったが、溶けた弓兵作んのが痛かった。
その所為で玉鋼がガンガン減ってしまい、そのなけなしの資源で限定鍛刀に挑んだら爆死したのはいい(憎い)思い出。
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嗣美 - ふふおさん» コメントありがとうございますっ！長曽祢さんの夢小説少ないですよね。私もそれが悲しくて自分で書いてしまいました。なので、楽しんで頂けて嬉しいですっ！これからも楽しんで頂けるよう頑張りますっ！！ (2017年9月26日 1時) (
レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
ふふお(プロフ) - 長曽祢さんの夢小説は比較的数が少ないので、この小説だけが供給源です！ 楽しみに待ってます！！ (2017年9月25日 23時) (レス) id: 0eff09d945 (このIDを非表示/違反報告)
嗣美 - 「」さん» コメントありがとうございますっ！五つもあるので結構長いと思いますが、それを一日で全て読んでくださるなんて嬉しいですっ！！続きは只今作成中ですので、暫しお待ちを。 (2017年9月17日 19時) (レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
「」 - 今日、この作品を見かけまして一番初めから見てきました！！息をする間もなく見終わる位にパソコンに食いついていましたｗ。続きがとっても気になります！！更新待ってます！ (2017年9月17日 14時) (レス) id: 7f2420204c (このIDを非表示/違反報告)
嗣美 - リズさん» コメント、応援、お褒めの言葉をありがとうございますっ！！いえいえ、そのお言葉が励みになりますから、とても嬉しいですよっ！(*´ω｀*) (2017年8月3日 17時) (レス) id: c02e9c13bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嗣美 | 作成日時：2017年6月18日 20時
