ちょこっと鬼退治します2

四話 ページ38

モ｢いやぁこりゃまた、、不細工な子達だね｣

モ｢ちょっとうちでは、、先日も新しい子入ったばかりだし、悪いけど、、｣

モ｢、、まぁ、二人くらいなら、そこの子は美人さんだし、｣

宇｢じゃあ二人頼むわ、悪ぃな奥さん｣

モ｢じゃあその子と、、真ん中の子を貰おうかね、素直そうだし、、｣

炭｢一生懸命働きます！｣

ふ｢ありがとうございます。｣

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

モ｢炭子ちゃん、ふぇ子ちゃん、ちょっとあれ運んでくれる？人手が足りてないみたいで｣

炭｢わかりました！鯉夏花魁の部屋ですね！｣

ふ｢すぐ運びますね｣

モ｢炭子ちゃんとふぇ子ちゃん、よく働くねぇ。炭子ちゃんの方は白粉をとったら額に傷があったもんだから昨日は女将さんが烈火のごとく怒ってたけど、、｣

炭｢はい！働かせてもらえてよかったです！｣

ふ｢炭子いくよ｣

炭｢あ、はい！｣

モ｢、、なんか力強くない？二人とも｣

モ｢強っ｣

炭｢ええと、、ここですよね｣

ふ｢そう、、ん？｣

そこには、二人の女の子がいて、なにかヒソヒソ話をしていた。

モ｢京極屋の女将さん、窓から落ちて死んじゃったんだって、怖いね、気をつけようね｣

モ｢最近は足抜けしていなくなる姐さんも多いしね怖いね｣

足抜け？

炭｢足抜けって何？｣

モ｢えー炭ちゃん知らないのぉ？｣

モ｢凄い荷物だね！｣

炭｢鯉夏花魁への贈り物だよ｣

モ｢足抜けっていのはねぇ、借金を返さずにここから逃げることだよ。見つかったらひどいんだよ｣

ふぅん、、

炭｢そうなんだ、、｣

モ｢好きな男の人と逃げ切れる人もいるんだけどね。こないだだって須磨花魁が、、｣

！須磨、、宇随さんの奥さんの名前だ、

炭｢あの、、｣

炭治郎が話を聞こうとすると、奥の襖が開いた

そこからは、鯉夏花魁が出てきた。

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