人気な貴方の裏を知る

44話 ページ45

貴side

次の日、、私は3人より早く起き、お礼を書いた置き手紙を書き急いで家に戻った。

なぜか、、早くまいたけさん、、真衣さんに会いたかったのだ。

ｶﾞﾁｬ

｢真衣さん！｣

玄関には、真衣さんの靴が乱暴に脱ぎ捨ててあった。

｢、、、、真衣さん？｣

私はただ事ではないことをこれだけで察知してしまった。

急いで靴を脱ぎ、リビングのドアを開けると、

｢ぁ、、、、｣

ま｢ふぅ、、、ふぅ、、、｣

リビングのソファに真衣さんが寝ていた。

、、、まるで気絶してるように、、

近ずいて見ると、真衣さんの体は、物凄く傷ついていた。

｢っ、、、どうして、、｣

あれ？、、もしかして、、真衣さんも、こんな気持ちだったのかな？

私が傷ついて帰ってきた時。

、、、知らなかった。

ま｢っ、、、、ふぅ｣

痛そう、、

｢、、よし！｣

私は、荷物を放り投げ、救急箱を持ってきて真衣さんの場所へと戻ってきた。

｢真衣さん、、真衣さん、、起きてください｣

私は真衣さんの体を軽く揺すった。

ま｢、、、、A、、ちゃん？｣

｢あ、、大丈夫ですか？、、というか、なんで、、こんな、、｣

ま｢、、、、｣

真衣さんは、私の頬に手を触れてきた、、、、と思ったら、、

｢、、、、、｣

ま｢、、、、、｣

、、、”キスをしてきた”

｢、、、は｣

ど、どーゆうこと、、なんで、、

ま｢、、、、｣

真衣さんは、キスをしてきたと思ったらまた眠ってしまった。

｢ちょ、、、あれ｣

な、なんで、、、なんでドキドキしてるの、、

｢っ、、、そんなことより！怪我を！｣

私は心臓の音を無視するようにし、真衣さんの手当てを始めた。

そうでもしないと、、なんか、、

知ってはいけないような気持ちを知ってしまいそうになったから。

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