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「 そうだったんや 」
藤井「 愛に飢えてるって言ったやろ？
あいつは普通に愛されることを知らんねん。
まあ、向こうの親なりに愛してたと思うけどな 」
「 ありがとう、流星さん 」
望くんが極端に甘えたがりなのも寂しがり屋なのも
私にそれを求めてくれていたから。
望くんに嫌われても私は望くんのそばにいないといけない
「 望くん！！！ 」
(ガチャ
小瀧「 A、どうしたん 」
「 ……ごめんなさい。 」
小瀧「 おん、どないしたん？ 」
「 ……大好き、大好きや……っ 」
小瀧「 何泣いてるん？ほら、おいで笑 」
大好きな望くんの匂いに包まれた。望くんが離れたら困るのは私の方。
「 幸せ 」
小瀧「 可愛い 」
「 流星……藤井さんに聞いてん、その、望くんの過去 」
小瀧「 そか、それ聞いてどう思った？ 」
「 望くんを愛せるのは私しかおらん 」
小瀧「 せやで、俺はAにしか甘えへんしな 」
「 でも、望くんが沢山勉強したから
私望くんに憧れることできたかから、その、さ、あの 」
小瀧「 ん？ 」
「 ………自分の過去嫌いにならないで、もっと私に話して 」
小瀧「 ふはっ、笑
俺は別に自分の過去が嫌いな訳ちゃうよ、俺が嫌いなのは流星や 」
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作者名：くれあ
| 作成日時：2022年9月25日 0時
