束縛。 (ページ45)

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濵田side

Aのマネージャーから電話があってAが車に来ないらいしい。映画の撮影が終わる時間きっちりにいつもの所に車を回したはずなのに来ないって言う連絡が入った。

俺がどんなに電話してもメールを送っても既読が着くことがなく一日がすぎた。その日は怒りと心配がごちゃ混ぜになって感情がよくわからなくなっていた。

思いついたのはしげの家。映画の撮影の後だったならしげの家に行ってもおかしくない。朝イチでしげの家の前に行くとマネージャーの車を待つAとしげの姿があった

濵田｢ A ｣

｢っ、、崇裕くん… ｣

俺の姿を見るなりすぐに怯えた表情になる彼女が愛おしい。1日会えなかっただけでこんなにも不安になるものなんだと思った。

重岡｢濵ちゃん、おはよ｣

濵田｢連絡無視して男の家か｣

｢ …ごめんなさい｣

濵田｢帰るで｣

｢っ、、でも｣

濵田｢早く帰るで｣

重岡｢やめや、嫌がってるやん｣

濵田｢しげになにがわかるん？Aと俺の｣

重岡｢全部わかるで。Aは濵ちゃんのコネで女優になれてることもな｣

濵田｢へ〜知ってねんねや｣

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