：０９ ページ9
・
店に入っていくとホストとは思えない落ち着いた様子で、でもどこかでホストクラブを感じさせる内装だった
｢ 代表取締役が相手してくれるん？珍しいなあ ｣
中間｢ 元々東京のお店を俺らが任されてん ｣
｢ スカウト？ ｣
中間｢ いや、ちゃうよ ｣
｢ ちゃんと面接してんねや ｣
中間｢ まあ、それなりに笑 ｣
｢ 淳太くんもうお客連れてきたん！すごなあ！ ｣
中間｢ 照史、この子の相手して、俺まだ仕事残ってんねん ｣
｢ はーい ｣
中間さんと喋ってたらいきなりやってきたホストらしくないけどかっこいい男性が中間さんと場所を代わった
桐山｢ 俺桐山照史 、照史とか適当に呼んでな！ ｣
｢ 私村上A。Aって呼んで欲しい ｣
桐山｢ 村上…まさか？ ｣
｢ せやで。噂通りの人間 ｣
桐山｢ へー！そんな子相手できるなんて光栄やわ ｣
｢ 怖くないん？ ｣
桐山｢ 何が怖いん？別に普通の女の子やろ？ ｣
｢ …噂通りならみんな嫌がるんやけどな ｣
桐山｢ アホか。噂でひとのこときめるやつほどろくなやつおらんで？ ｣
照史はそこら辺にいる人と違う。私のことを聞いたら普通怖がって相手をしたがらない。でも彼は“光栄”とまで言った
｢ …ねえ ｣
桐山｢ ん？ ｣
｢ 照史…このあと暇？ ｣
桐山｢ おん、まあ客はAだけやし ｣
｢ やっぱええわ。なんでもない ｣
桐山｢ そ？なんかあったらいいや？ ｣
やっぱり照史はほかのホストと違う。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 332人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅恋空
| 作成日時：2019年9月26日 22時
