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重岡 side
「 ホストでいてくれないと私は大毅には会わへん 」
重岡「 …ほんまにガード硬いな 」
「 ほかの女と一緒にせんといて 」
重岡「 お前がほかの女と一緒なわけあるかあほ(笑) 」
彼女のことを諦めれるわけない。ただAと繋がれることがホストなのだとしたら俺はずっとホストを続ける
「 ねえ大毅。明日土曜やんな? 」
重岡「 おん、明日はCLUB WESTの日や 」
「 …行かれへんけど頑張ってな 」
重岡「 来ないん? 」
「 いくけど大毅は指名せえへん 」
重岡「 …誰するん 」
「 神山さん 」
重岡「 は、アフターまでしたのにあそこでも指名するん 」
「 ひとつ事が済むまで仕方ない 」
重岡「 嫉妬するで 」
「 勝手にしとき 」
コンコン
“ そろそろ閉店です ”
重岡「 ん、ありがとう 」
「 何円?いくら? 」
重岡「 言うたやん!ここはただやって。店から俺へのご褒美やから 」
彼女がオールまでいてくれたのが初めてだった。いつも入れた分だけ終わったらすぐに帰ってしまうからそれだけでも少し優越感に浸ることが出来た
重岡「 家まで送るで 」
「 ええよ、帰れる 」
重岡「 今2時やで?危ないやん 」
「 大丈夫!! 」
重岡「 正門呼ぶ? 」
「 あいつの顔なんか見たくない 」
重岡「 なら俺の家くる? 」
「 行かへん 」
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作者名:紅恋空 | 作成日時:2019年9月26日 22時