T H I S T L E 。 (ページ21)

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ピンポーン

桐山｢はい〜｣

｢ Aですう｣

桐山｢え？まあ上がり｣

｢ありがと〜〜｣

向かった先は照史の家。財布も持ってこなかったから店には行けないしまだ5:00過ぎだったから家にいると思って照史の今できた

桐山｢どうしたん｣

｢会いたくなった｣

桐山｢なんで俺ん家なん？｣

｢急に来ても女の子がいなさそうだから｣

桐山｢望と流星としげはおると思ったん？｣

｢せや、おるやろ絶対に。でも照史くんはそんなことしないと思って｣

桐山｢なんかあったん？手ぶらやん｣

｢レッスン逃げ出してきた｣

桐山｢レ、レッスン？｣

｢そう、お筝のレッスン終わって次なんやったっけ、エレクトーンかな？のレッスン｣

照史は戸惑いながらも私の話をちゃんと聞いてくれて隣に座って目を見てくれてた。ホストの家なんか来たことないから緊張してたけど照史なら大丈夫だと思った

桐山｢ホストの家とか行くんやな｣

｢照史が初めてやで｣

桐山｢え、そうなん。アフターもしやんの？｣

｢そんなのしいひん、ホストとはそれ以上の関係にならへんって決めてんねん｣

桐山｢へ〜、不思議な子やな｣

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