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家を飛び出してきたら望が追いかけてきて

強い力で手を握られた








小瀧「 A!!!待ってや!!! 」


「 なに? 」


小瀧「 家に戻りや 」


「 あんな家に二度と戻らへんわ 」


小瀧「 行く宛てあるん? 」


「 侯隆くんの家。私は自由になる 」


小瀧「 いつでも戻ってき…というか待ってるから 」








侯隆くんの家に行くと

いつものように出迎えてくれた









「 …ごめんね、」


横山「 ええよ、兄妹やろ? 」


「 血…繋がってないやん 」


横山「 同じ母親に育てられたんやから兄妹やん 」


「 そっか、笑 」












侯隆くんに学校まで送って貰って

朝のSHRまでには間に合った










西畑「 おはよ、Aちゃん 」


「 大吾くん、おはよ 」


西畑「 学校続けるんやな、よかった 」


「 当たり前やん! 」


道枝「 A!!おはよ!! 」


高橋「 おはよおはよ!!! 」


「 うるさいな、笑 おはよ 」











もうお兄ちゃんに縛られなくていい

そう考えたら幸せだった。

でも少し寂しい気持ちにもなった










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作者名:くれあ | 作成日時:2020年2月8日 15時

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