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橙 side
後輩が焼肉食べたいっていうからWESTでよく来てる焼肉屋に淳太くんと一緒に連れてきた。
中間｢ あ、A ｣
桐山｢ え、？ ｣
中間｢ どうするん、行くん？ ｣
桐山｢ ええよ、あいつは望のやん ｣
中間｢ どういうこと、さっき電話してたやん、嬉しそうやったやん ｣
桐山｢ ええの、後輩いるから行くで ｣
Aの腕には望と繋がれた手錠がついていた。それは見せつけやとしてもAは嫌なだったら絶対に手錠なんてしやんから多分お互いに了承してるんやと思う
中間｢ どうしたん、元気ないやん ｣
桐山｢ 辛いねん、Aが他の男といるのを見るのが。もう俺のちゃうって思っても…俺が遊ばれてたんだってわかってても ｣
中間｢ Aの顔、望のこと好きなようには見えへんけどな。奪ったらええやん、それぐらい照史にできるやろ ｣
桐山｢ 無理やわ。望との関係も考えたらおれは引き下がってた方がええやろ？笑 ｣
会も終盤になってきてトイレに行こうとした時ばったりAにあった。相変わらず可愛くて綺麗でどこか寂しそうな顔をしていてそれでもAやった
桐山｢ 久しぶりやな ｣
｢ …照史 ｣
桐山｢ ねえ、もし ｣
｢ ごめん、また電話する ｣
桐山｢ ん、わかった ｣
｢ 全然痩せてなかった、笑 ｣
桐山｢ 余計なお世話やわ笑 ｣
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作者名：紅恋空
| 作成日時：2019年9月22日 0時
