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今の望は狂ってる。怖かった。電話してることも少し話したことも全てわかっていて絶対にわからないようにしたのに。履歴も全て消したのに
小瀧「 俺のこと好きやんな? 」
「 … 」
小瀧「 なあ!!すきやんな? 」
怖い。好きって言わなかったら殴られる。好きっていえば望は満足してさらに狂ってく。でもいつか照史が助けに来てくれることを信じて望にハマったふりをする
「 …好き。大好き 」
小瀧「 やんな?俺は愛してるで 」
望の目の色はすぐ変わる。怒れば色も光もなくなるしほっとすれば色も光も戻る。そんな望が怖かった
小瀧「 なあ子供作らへん? 」
「 …は? 」
小瀧「 事実婚はしてるわけやん?せやから子供が欲しいなあって、そしたらAは完全に俺のものになるやん? 」
「 ねぇ待って。あなたにはファンがいるの。よく考えて 」
小瀧「 せやな、、俺アイドルやしなあ 」
「 せやで、ファンを1番に思って 」
子供なんかできたら照史に顔向けできない。それに望の子供なんかいらない。産まれてきた子供が可哀想
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作者名:紅恋空 | 作成日時:2019年9月22日 0時