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はな梅。 です！
1日で70hit超えると思っていませんでした.....いや本当に感動です。
ありがとうございます！
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保健室の先生は留守で
保健室にはAが静かに眠っていた。
体力測定はAがいなくなったあと
多少の騒ぎはあったものの続行された。
毎年病人は出るらしく先生達も覚悟はしていたが まさか倒れるとは思っていなく対応が大変だったそうだ。
「ん、」
「.....目が、覚めたかい。」
まだ起きていない脳をフル回転させ、何があったかを思い出すA。
突然体調が悪くなり、倒れた事を思い出し深く溜息を着いた。
そして、目の前にいる人を思い出した。
「幸村.....精市.....？」
Aが呟いた時幸村の目が大きく見開かれた。
まさか言うとは思っていなかったのだろう。
喜びと戸惑いが混じりあって表情に表せないのだろうか、微妙な表情をしている。
幸村の端麗な顔が切なく歪んだ。
「平野さん。」
ベットがぎしり、と軋んだ。
幸村はAに覆いかぶさるように、顔の横に両手を着いた。
何が起こっているのか理解できていないAはただ目を見開くしかできない。
Aが口を開こうとしたとき、それは遮られた。
「あのさ、」
「なに？」
こんな状況でも冷静に話せる自分が怖い、とAは思った。
幸村はAの目をじっと見つめた。
何かを言いたいのに、言えなさそうな、複雑な。そんな顔。
「...綺麗な顔だね、幸村って。」
Aからふと零れた言葉。
近くで見るともっと綺麗に、美しく写った幸村の顔。
白くて睫毛が長くて、何の汚れもない。
女のAでも見とれてしまうくらいの、それくらい綺麗な。
「ふっ、はは、っ.....！そんな真面目な顔で言わないでくれよ...っ、あ〜お腹痛い.....っ。」
Aの上から退いた幸村はお腹を抱えて肩をぷるぷるさせながら笑い始めた。
そんな行動が想像出来なかったAは、大きい目をさらに大きく見開いた。
Aの中の幸村のイメージは、
もっと上品に笑う感じで、そんな大袈裟に笑うことは無い。
何かを隠し続けているような、そんなイメージだった。
「君も、充分綺麗だから。」
何故そんなにサラッと甘い台詞が言えるのだろうか。
Aは耳が痺れる感じがした。
2人だけの保健室。
外から聞こえる生徒達の声が無駄に大きく聞こえた。
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はな 梅 。(プロフ) - はな梅。の新垢です←←←←← (2017年6月1日 18時) (
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作者名：はな梅。 | 作成日時：2017年4月30日 10時
