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「櫻子、おはよう！」
「A、おはよう！」
高校2年生になり 仲の良い友達ができ学校生活を奔放しているA。
男女共に分け隔てなく仲良く出来る彼女はクラスでも人気者で 彼女の周りにはいつも笑顔が溢れている。
ある人は言う。
「まるで太陽みたいだ。」 と。
「平野！お前 委員会忘れてるだろぃ！！！」
後ろのドアに視線を移すと
息を切らした赤髪が眉間に皺を寄せて立っていた。
数秒頭上にはてなマークを浮かべたあと
Aは ハッと手を合わせた。
「ご、ごめん丸井！！すっかり忘れてた...ほんとにごめん！！」
彼女が走り出した後、その場にはどっと笑いが起きた。
彼女は やはり「太陽みたい」だ。
＊
「丸井 本当にごめんって...許してえええええ！」
この通り、と言って顔の前で両手を合わせた。
そんな様子を見て 丸井は溜息をついた。
「そんな怒ってねぇよぃ。」
「え、そうなの？ うっわ、先に言ってよ。丸井なんかに謝っちゃったじゃない。」
「お前やっぱ許さねぇ！！！」
丸井くん怒らないで〜〜と言いながらも
顔は悪戯が成功したような子供の顔をしている。
そんな無邪気なAに、ふと笑みがこぼれた。
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はな 梅 。(プロフ) - はな梅。の新垢です←←←←← (2017年6月1日 18時) (
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作者名：はな梅。 | 作成日時：2017年4月30日 10時
