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「A、」
異物が入っている感覚、自分の中を段々とこじ開けながら進んでくるものに違和感を感じながらも、体の芯から徐々に光が溢れ出るかの甘美にうずく。
赤の花を咲かせながらも、感じたことのない快楽に身悶える
「オクタビオ、すき」
「俺もだA」
いつも通りの声のはずが、甘く溶けた声に聞こえる。
私の頭が快楽に落ちているからか、はたまたオクタビオがそうなのかは分からない
でもその声がまるで春の朝日に当たるかのように暖かく、心地いいものだった
彼の身体に抱かれ、段々激しくなる動きに2人の表情が恍惚のものへと変わる。
その瞬間、脊髄に筆で文字を書かれるかのようなくすぐったくも苦しくも得も言われぬ感覚が走る
「オクタビオ、なんか、へん」
私がそう訴えるとオクタビオは大丈夫、といい私の瞼に唇を合わせる
先程まで激しかった動きは、深くゆっくりとした動きに変わる
奥へ触れる度、助けを求めたくなるほどの快感が走る
その刹那、身体や心が跳ね上がり鼓動が早くなる
「可愛い、」
オクタビオは私にキスをし、余韻に浸っている私に容赦なく動き始める
「まって、いまだめ」
「ごめん、もう少しだから」
そう言い顔を顰めるオクタビオ。
声を漏らしたかと思ったら私の中へ向かってくる
吐息混じりに「すまん」というオクタビオに平気と答え2人で横になる
「ありがとう、オクタビオ」
「ありがとな、A」
お互いに感謝を示し、疲れ果てた私たちは唇を合わせ、抱き合いながら眠りについた。
,
朝になると爽やかな朝の日差しとともに、オクタンと2人の体温やらが染み付いたベッドにいた
身体には昨夜の事を思い出させるかのような痛みや点々と咲く赤い花、この時間を堪能しろと言わんばかりの甘いだるさ
そして横で寝ている愛しい人。
「オクタンー起きてー」
朝だよと言っても起きないやつ
まだ寝ていても怒られんだろうと気持ちに身を任せ
「おやすみ、オクタビオ」
再び眠りに落ちる
,
「おやすみな、A。愛してるぜ」
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和希(プロフ) - おうどんさん» ああああありがとうございます!英語版ライフラインのモザンビークヒアは伝説です。頑張ります!ありがとうございます! (2020年3月1日 20時) (レス) id: 9feaa33097 (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - 好き!(挨拶)オクタンは今めちゃめちゃ好きなので、ありがとうございます!p.s.モザンビークがでた時脳内でモザンビークヒアがフラッシュバックした人は私だけではないはずだ。更新頑張って下さい。 (2020年3月1日 20時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
和希(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます!オクタン私も大好きでございます。はい!頑張ります!応援ありがとうございます! (2020年1月19日 22時) (レス) id: 9feaa33097 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - オクタン大好きでめちゃめちゃ夢小説探してました!!!ありがとうございます!!頑張ってくださいー! (2020年1月19日 22時) (レス) id: 201576a179 (このIDを非表示/違反報告)
和希(プロフ) - ドローンをヨビモどす!!さん» うれしいですぅぅ!いえいえ全然大丈夫ですよ!こちらこそありがとうございました! (2019年12月30日 6時) (レス) id: 9feaa33097 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華月 | 作成日時:2019年11月11日 0時