愛されすぎて困ってます。

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わたしそっくりなちいさい手。モチモチほっぺた。中学生みたいな芋っぽさ。




｢ぼ、ぼく、ジミンて言います！ぼく、弟しかいないから..あ、あの、嬉しいです！…あ、のぬ、ヌナって呼んでいいですか！！｣




顔を真っ赤にして、なんか女のコみたいでカワイイな。

って思ったら、視線はチラチラと胸元へ......なんだ、ドスケベな芋かよ。


これが、ジミンとのはじめまして。









｢うわーお、｣




着替え終わって楽屋の鏡でもう一度チェック。今日の衣装は胸元がなんとも寒々しい。…ぅぅ、１カップぐらい縮みそう。オンニなんでこのドレスにしたの。




『ヌナぁ』




そこへ、ちょこちょこ、とひよこ歩きしてやってきたドスケベな芋。


きっと大好きな谷間を覗きにきたんだろう。うん、ぜひともセクハラで訴えてやりた...




｢っ、！｣

『今日のヌナ、誰にも見せたくない』




バックハグで肩に顎をのせた芋。鏡に、むっ、とした表情が映る。




『可愛いヌナはぼくだけがいい』

｢(…いつもはブスなのか、わたし)｣

『ねえヌナ、約束して？』

｢約束？｣

『うん。ヌナは、ぼくのって約束して』

｢いや、それは無理なお願…｣

『ヌナはぼくのお嫁さんじゃなきゃだめ』

｢(この芋、話聞いてない)｣

『ふふ、早くヌナと結婚したいなぁ』




顔はふにゃふにゃ、目はすっかり糸目。ご丁寧に語尾にハートまでつけて、ぎゅうぎゅうぎゅうとハグする芋。


幸せそうな顔してんなと呆れていたら……なんか、むちむちおててが胸のほうに上がってきてる気がする...





この変態ドスケベ芋------------!!!!--------------!!!!!!!! ( ※ 放送禁止用語が入りました ※ )








ああ、誰か助けてください…

愛されすぎて困ってるんです…。





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