愛されすぎて困ってます。 (ページ13)

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～ Jungkook side ～

女神さまのようなAヌナに魅せられて

俺は今日も溺れていく。

『かわいい...』

背の高い木に一生懸命手を伸ばすヌナのうしろ姿。

ピンク色の花と春色のワンピースを着たヌナは今日もすごくかわいい。

しかも、俺とのデートに俺のプレゼントした服着てくるとかもう...ねぇ、ほんとはAヌナ、俺のことすきでしょ？隠してるだけで.....

｢ぐう、この花撮って！すごいキレイ！｣

とにかく、俺が言いたいことは１つ。

俺の周りに星の数ほどいる女のコのだれともAヌナはちがっている。

ヌナはこの世界でたったひとりのトクベツな女のコなんだ。

｢...ねぇ、ぐう。わたし、この花撮ってって頼んだんだけど。わたしじゃなくて｣

笑った顔

怒った顔

困った顔

泣いた顔

びっくりした顔

天使みたいな寝顔、

その一瞬一瞬を切りとるたびに俺は思い知らされるんだ。ああ、Aヌナはやっぱり俺の女神さまなんだって。

初めてヌナに会ったときはそんなこと思いもしなかったのにな。

どこにでもいるようなふつーの女のコだと思ったのにな...。

｢ぐう、聞いてるの？｣

なのに気づくと、俺はAヌナの魅力にずるずるずると溺れてて。

もう抜け出せないふかいふかいところまできてしまっていた。

『え、俺にとっての花はAヌナだから』

｢なにそれ話噛み合ってないし』

『ヌナ、』

カメラを置いてちいさな手をとる。

きゅうう、と恋人つなぎする。

『ふふ、Aヌナすきだよ』

はいはい、っていつもみたいに呆れた顔で言うヌナ。

そんなAヌナは俺の女神さまである。

愛してます、おれの女神さま

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