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V.23 ページ23
渋「亮…。」
大倉が出て行ったあとソファにうつ伏せになってずっと唸ってる。
渋「なぁ亮。」
錦「うぅ〜〜〜…。」
渋「すまんな、まさか大倉が、、」
錦「大倉って誰なん…。」
うつ伏せになったまま呟く亮。
渋「亮、とりあえず起きぃや。」
ぐるんとうつ伏せから仰向けになって大倉って誰なん？って呟く。
渋「丸の友達ってとこやな。あんま関わらんほうがええで。」
錦「でも隣に居るんやろ？しかもどうせここ来る気やろあいつ。」
渋「そやろな。」
錦「すばるくん連れて帰る気やし。」
帰らん言うてるんやけどな。そんな信用ないんか俺は。
渋「心配せんとまだ帰らんで。しかもあいつも丸に言われたんやろ？どうせ遊んでるだけやって。」
錦「う〜ん…。明日学校休んでもええ？」
渋「それはあかんやろな。」
錦「俺が学校行ってる間になんかあったらどうすんねん！」
渋「なんかってなんや。」
錦「いや…。いろいろ。」
なんかわからんけどスネてる亮。
渋「何が不満なん。大倉が来たことと隣に住んでること以外で。」
錦「…俺、すばるくんが一緒に住んでくれるって言ってくれてすごい…嬉しかったんすよ。」
渋「…おん。」
錦「会ってそんな経ってないのにめちゃくちゃ信用してるし失うのが怖なってん。おかしいやろ？」
手で顔を覆い俺から顔が見えないようにする。
錦「なんなんやろな。気持ち悪いわ俺…笑」
渋「信用してんのに居なくなるって思ってんねやろ？それ信用してるって言わんで。」
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作者名：△▼△■△ | 作成日時：2017年5月1日 1時
