V.21 ページ21
錦「なんやねんお前!!!!!」
玄関の方から亮が叫ぶ声が聞こえた。
なんやろ。友達ちゃうかったんかな。
錦「ちょっ、まてやお前コラ!!」
さすがにこの時間に騒ぐのは近所迷惑やろ。とりあえずそんまま外行けるように上着きて注意しに行こ。
渋「おい、亮どしたん。近所迷惑やで。」
錦「あ!すばるくん!こいつが!!!」
亮が指をさした方向には背が高い見慣れた男
渋「…大倉?」
倉「やっぱおるやーん!すばるくん久しぶりぃ〜!」
ドカドカと上り込む長身男。そら亮も怒るわ。
渋「いや、久しぶりもなんもわけわからんわ。なんでおるん?」
錦「なに勝手にあがっとんねん!!!すばるくんの知り合いなんか知らんけど土足で上がるなアホ!!!」
倉「あっはっはっ笑亮ちゃんめっちゃ日本人やん笑はいはい脱ぎます〜〜。」
脱いだ靴を丁寧に揃えてからリビングに向かう。もはや自分の家やん。
錦「すばるくんなんなんこいつ。」
渋「知らん。」
倉「えぇ?!つめたい!!てかすばるくん今からどっか行くん?ついてこか?」
渋「いや、行くのやめたわ…。」
着たばっかりの上着をハンガーにかける。
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作者名:△▼△■△ | 作成日時:2017年5月1日 1時