検索窓
今日:6 hit、昨日:45 hit、合計:17,874 hit

8 ページ9

300↑hit、登録者4人ありがとうございます。

.


聞くとレインボークォーツという宝石で、簡単に言えば水晶らしい。


『クロロありがとう、ぜったい大切にするから』

「そうしてくれ」

見つめれば見つめるほど胸の中の愛が溢れる、そんな感じがした。

『…ふふ、クロロだいすき』

「…ああ、俺もだ」


零れた愛はふたりを包むように行き渡った。


レインボークォーツ:持ち主を輝かせる守護石













クロロは広場まで私を姫抱きにして運んだ、顔を出せばみんな私の元に駆け寄ってたくさん声をかけてくれた。


すると「それ、良いの着けてるじゃん」とマチが私の鎖骨についてあるネックレスに気がついた。


『!そうでしょ、起きたらクロロがくれたの』

「すごく似合ってる、きれい」


次々と投げかけられる褒め言葉に私の頬は底から嬉しさが沸き立つように緩んでいった。


「A、それ意味も調べてみれば?」


意味も含めてAにぴったりだから、というシャルの言葉にクロロは「おい、シャル」と余計なことを言うなとでも言うような顔でシャルを睨んだ。


『意味?そっかあ、たしかに』

調べようとPCを開いた矢先、待て、とクロロに止められてしまう。


「調べなくても、また俺が教えてやる」


だから今はいいだろ、とクロロは開けたPCを閉じた。


『んー…ほんと?』

「俺がお前に嘘をついたことがあるか」


ううん、ない!と元気よく答えれば寝る前にでも教えてやる、と言って頭を撫でた。








「そういえば団長、次の仕事のことだけど」

「ああ、」


クロロとシャルは何やら難しそうな話を始めた、到底私には理解ができない話だとわかっているので聞く耳を持たずにいると

「…ああ、それでいい、A話は聞いてたな」

『…?』

急に私の名前を呼んだ、話あんまり聞いてなかったなあ。


「次の仕事からお前も参加させる」

『!』

「お、よかったじゃねーかA!」


ウヴォーは思いきり私の首に手を回した、回したというか締まってるんだけど。

いきなりの事であまり頭が処理してくれない、それはほんとに仕事に参加させてくれるの?ってちょっとクロロを疑ったぐらいで。


「A?」

『え、いいのクロロ、わたし、』

「ああ、お前を隣に置いておいた方が色々と都合が良い」

『で、でも』


私みんなみたいに強くないし、弱いし、足引っ張ちゃうかも。



.

9→←7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
157人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カンナ(プロフ) - すごくおもしろいです。更新楽しみにしています。 (3月31日 8時) (レス) id: fc7530e511 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:つっきー | 作成日時:2023年12月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。