【クロロ】無条件的絶対愛 (ページ5)

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派手な髪色に奇抜な服装、さっきのオーラも納得できるようなそんな人物。

『ヒソカ、』

掴みどころがなくて性癖がとことん歪んでる、だからみんなにあんまり好かれてないけど、でも実力はあるからクロロには好かれている。

「キミは今ひとり？♡」

『そうだけど、なにしにきたの？』

「…クロロに用事があったんだケド、いないみたいだね♤」

『私以外はみんなお仕事だよ、ざんね』

ざんねん、言い終わる瞬時にトランプを首にあてられる。

『っ…なんのつもり？』

言葉と共にヒソカへ放った殺気を戦闘開始の合図と見なしたのか、不味いなこれ。

ヒソカは次々とわたしにトランプを飛ばす、ヒソカと一定の距離を保つが場所が場所だ、私から攻撃を仕掛けにくい、でも避け続けてもこっちのスタミナが削られるだけ、どうするわたし。

「避けてるだけかい？♧」

『…るっせーよ』

ヒソカの足が地から離れた時、ヒソカの足に絡むように木を生み出して足を拘束する、背後から突き刺すように先端が尖った木を生み出すが簡単に避けられてしまう。

『(あんまりアジトをめちゃくちゃにはしたくないけど…)』

私は広場の一面中に茨と薔薇を生み出した、茨は私以外の動いてるものに反応して襲いかかるし、薔薇は人を「酔わせる」、ヒソカの動きを少しでも封じ込めれば。

『…』

武術で攻めるのは諦めてクロロがくれた短剣を取り出す、万が一のために持っておいたかいがあった。

「♧」

そしてヒソカと私の攻防が始まった、ヒソカの腕に茨が巻きついてそれをヒソカはトランプで切ったり引きちぎろうとするけど、

「…厄介だ♤」

繊細だから時間かかるけどね、私のオーラから一から植物を生み出している、そう簡単に解かれてもらっちゃ困る。

私が念じれば巻き付く力は強くなるし植物も成長する、ヒソカはされるがままに茨に飲み込まれた。

『はぁ、』

辺りがシーンとして少し緊張がほぐれた瞬間、

『！？』

「惜しいね、あと少しだったのに♡」

『、離して』

首を掴まれて苦しい、いつから後ろに？たしかに飲み込まれたのを見たのにどうやってあそこから逃げ出した？

「あの薔薇と茨、中々苦戦したよ♤」

『…』

今は殺気も攻撃も無駄だ、全てヒソカの興奮材料と化してしまう。

「…ああ…やめてくれよ…ゾクゾクするじゃないか…♡」

『っ…』

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