臆病者【ONE PIECE】 (ページ27)

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え、？

夢じゃ、なかったの、？

貴「な、に、これ、、」

ﾏﾙｺ「なにが、起こってるんだよい、、」

ｻｯﾁ「本人もわかんねぇってどういう事だよ」

ほんとだよ
自分でもよくわからない力って恐怖でしかなくない？

ｻｯﾁ「にしてもなんだよこれ不思議すぎだろ」

ﾏﾙｺ「おまえ能力者なのかよい」

貴「あ、それは本当に違います生まれてこのかたあのヘンテコな実は1度も口にした事ないです」

ﾏﾙｺ「はい、おまえ次からそれで喋ろよ」

貴「あっ、、」

テンパって思わず独り言トーンで話しちゃった

どうしよ、

どうしようもないけど、、、

ｻｯﾁ「2人してこの謎空間に俺を放置するなよ！！！」

ﾏﾙｺ「うるせぇよい、っしかしコレは本当になんなんだ」

またあの謎のシャボン

せっかく出てきてくれたんだし色々試さなきゃだ

とりあえずどこまで続いてるんだろう

そう思って走り出した

ｻｯﾁ「えっ、ちょっ！どこ行くんだよ！！」

さっきの場所から5mほど走ったところで

サッチさんの声が聞こえた

ｻｯﾁ「うわっ！！！！！！」

ボチャン

海に落ちたみたい

サッチさんの元に駆け寄ったらまた

上に戻ってきた

貴「すみません、大丈夫ですか？」

ｻｯﾁ「あァ、大丈夫大丈夫笑びっくりしただけだ」

貴「よかった、」

私の周りから5mの範囲にこのシャボン？はあるんだろうな

これって足元にしかないのかな、

こう、壁みたいになったりとか、、

自由自在に形作れたりとか？

ｻｯﾁ「うわっ？！今度はなんだよ！！！！！！」

貴「海が、、」

ﾏﾙｺ「大丈夫か？？！？！！」

水面が小さな水しぶきをあげながら動いたと思ったらあっという間に

私とサッチさんを包み込んだ

まさにさっき思い浮かべた壁のように

まさか、、、！！

海面から船の上までのびる階段をイメージした

また、小さな水しぶきをあげながら動き出した

私とサッチさんを包み込んだ水は消え

目の前に階段がのびていた

思わずサッチさんと目を合わせた

ｻｯﾁ「Aの意思で自由自在かよ、、」

そう呟いたサッチさんは

出来上がったばかりのその階段を上がっていった

ｻｯﾁ「A！早く来いよ！！お前が離れると落ちるだろ笑」

そう笑いながらわたしを呼ぶサッチさん

そうだよなと思い

その後を私も追いかけた