お話 ページ10
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『山下さんは、電車通学？』
「あ、はい！」
『俺もやで』
…だめだ、話が続かない
だって、一緒に帰るとか、そんなの緊張して話せる訳ないよ…
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『ん、帰ろか』
「え？」
『暗いし危ないし、途中まで送ってくわ』
.
もう、夢みたいじゃなくてむしろ夢なんじゃないですか？どうなんですか？(
『なあ、』
「んぉ！？」
…うわー、声裏返ったー…
『はははっ！山下さんおもろいなぁ 笑』
「わらっ、笑わないでくださいよ！」
隣で歩きながらお腹を抱えてひーひー笑ってる先輩。
『はぁっ、そや、あのさ、』
「あ！廉！」
先輩が何か言い出したところで、向こうの方から平野先輩が走ってくるのが見えた。
「廉のスパイク間違えて持って帰ってもーてん！返しに来た！」
手を合わせながらごめん、と永瀬先輩に謝った平野先輩。
スパイク間違えるって、え？笑
『お前か、荷物のとこにないと思ってん。まあお前しかおらん思てたけど。』
冷静に答える永瀬先輩を見て、これはもう毎度のことなんだな、と思い少し笑みが溢れた。
「あ、Aちゃん何笑てんの。変態や〜！」
「違いますよ！別に笑ってません！」
おかしなこと言ってくる平野先輩と言い合っていたら、
『2人とも、もう仲良くなったんやな。』
と、永瀬先輩が呟いた。
…え、もしかして、
「…先輩、嫉妬ですか？」
私がそう言うと、目を丸くする先輩。
絶対そうだ！平野先輩に嫉妬してるだよ！
え、もう、先輩可愛い(
「先輩、平野先輩のこと、大好きですもんね」
「…え！廉そうやったん！？」
頬に手を当てて大げさに驚く素振りを見せる平野先輩。
『いや、何がやねん！ちゃうわ！』
「先輩、照れないでくださいよ」
平野先輩と一緒に先輩をいじっていると、急に『あ"ー！』と大声を出して地面を蹴った先輩。
『もう！はよ帰るぞ！』
…なんか、以外と話せてるかも。笑
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mi@ - これからもがんばってください。更新楽しみにしています。 (2018年5月6日 21時) (
レス) id: c77dac933d (このIDを非表示/違反報告)
日 和 。(プロフ) - 大好きです！！！待ってます！！！！ (2017年1月9日 21時) (レス) id: 8a873dbe15 (このIDを非表示/違反報告)
ありたん - 更新楽しみに待ってます！頑張ってくださいー (2017年1月9日 1時) (レス) id: 479e9e0924 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん - これからもがんばってください。更新楽しみにしています。 (2016年12月4日 14時) (レス) id: c77dac933d (このIDを非表示/違反報告)
りく(プロフ) - 青春感がすごくてめっちゃいいです！！更新楽しみにしてるんで頑張ってください！！！ (2016年12月2日 2時) (レス) id: b9d465bfb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ようかん(羊羹)
| 作成日時：2016年5月7日 2時
