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「そう言えば…私たちってずっと両想いだったんですね」
「そうだな…どうして櫻木は花吐き病にかかってしまったんだろう…。両想いであれはかかることなんて無いと思うが…」
「多分、Aの深い思い込みがあったから両想いでもかかってしまったんでしょうね」
胡蝶が病室の扉を開けてお茶を持ってきた
「それはそうと、伊黒さんも結構子供っぽいところあるんですね」
「胡蝶煩い。鏑丸もニヤニヤするな」
・
櫻木が起きた事を他の柱も知ったようだった
見舞いに来てくれた奴らを見て櫻木は愛されていた事を実感したみたいだ
「私って愛されてたんだね……」
「そうね。あ、でも伊黒さんと甘露寺さんが一番来てたわよ」
その話を胡蝶から聞いて
櫻木は目を丸くしていた
「皆、仲間が死ぬのはもう見たくないのよ。それに姉さんが死んでからそんなに経ってないし…また花柱が死ぬなんて皆耐えられないから」
「ありがとうね、しのぶ。いっぱい迷惑かけて」
「怪我してしまったのは仕方ないですから。けれど……伊黒さん。大切な人はちゃんと護ってくださいよ?」
「…御意……そんなものは承知済みだ」
・
胡蝶が「さて、私はご飯を作ってきましょうか」
と席を外した
俺はベットの端に座って櫻木の手を握っている
「辛い思いをさせて済まなかった」
「ほんとですよ?ちゃんと次は護ってくださいね?」
「ああ、勿論だ。」
櫻木にそう告げて
また彼女の体を抱き締めた
「……A」
「今…Aって……」
「これからずっと一緒にいるのに櫻木呼びはおかしいだろう?……だからA」
「嬉しい……私も小芭内さんって呼べるようにならないと……」
「ゆっくりでいい。俺は練習をしていた」
「えっ、ちょっと…」
「なんだ、ちょっとって」
「何でもないです。ふふっ。幸せですね」
「…そうだな」
俺の包帯越しだが口付けを交わす
櫻木の柔らかい唇が触れて
「必ず大切にする…だから」
___絶対に死なないでくれ。
「…はい。…小芭内さん」
「今名前を「さぁ、私はもう一眠りしましょうか」」
「A……???」
「あははっ」
笑い声がいつまでも響く
これからもずっと______。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
桜餅
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
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西 - この方角に福があるはずです
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岩柱
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みお(プロフ) - 好きすぎます!!めちゃくちゃ感動しました!素敵な作品ありがとうございます!! (2022年5月3日 21時) (レス) @page45 id: 98c132f21e (このIDを非表示/違反報告)
季節(プロフ) - 伊黒好きさん» コメントありがとうございます!わぁ!予想は当たりましたか(*^^*) (2020年3月27日 0時) (レス) id: d8a33c6ec8 (このIDを非表示/違反報告)
伊黒好き - 感動しました!結構小説の最後にある花言葉を予想してました(笑) (2020年3月26日 20時) (レス) id: c0f99f9f3e (このIDを非表示/違反報告)
季節(プロフ) - 杏さん» コメントありがとうございます!また後日談など書きますのでお待ちください.......! (2020年2月9日 18時) (レス) id: d8a33c6ec8 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 感動しました (2020年2月9日 17時) (レス) id: 1118e6074b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:季節 | 作成日時:2020年2月2日 23時