星涙病は記憶を探す【時透無一郎】

ハナシ ページ6

・



｢あら、こんにちは明桜さん。｣



蝶屋敷に着くとしのぶさんが出迎えてくれた



｢しのぶさん〜！！！｣




しのぶさんの顔を見ると

硬直していた顔が緩み涙がポロポロと出てきた

さっき流した宝石とは違い

ちゃんと温かい涙だった





｢あらあら、どうしたのですか。｣





・





奥の診察室のようなところに通されて

お茶と和菓子を頂いた





｢何があったのですか？私に教えてください。｣


｢実は…。｣





そこで私は自分の目から出てきたモノを見せた

懐にしまっていたものだ





｢こんなモノが目から出てきたんです…。｣


｢これは…宝石ですか？それも目からですか？｣


｢はい。…私何かの病気なんですかね。｣




そう言うとしのぶさんはとても悩んで

うーんっと何分か唸っていた




｢目から宝石が出る病気…あ、そう言えば。｣


｢何ですか！教えてください！｣




しのぶさんは

''星涙病'' という病気があることを教えてくれた




｢少し曖昧ですが、片想いが長かったり、好きな人への嫉妬……色々原因はあると一説では言われています。しかし、そんな病気が本当にあるなんて驚きです。｣


｢思い当たる節しか無いけど、この病気治るんですかね…？｣


｢確か…両想いになることが治療法となるはずです。｣





そんな訳無いだろ

と心の中では思っていたが

実際私の目から星屑みたいな宝石が出てきたのは事実で

この話を信じるしかなかった

_____→←_____

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

炊き込みご飯

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキー柱

炎柱

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す