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事務所に戻って、着替えてる他の人達にはお疲れ様を告げてから。
事務室に籠って潤くんを手伝う。
ハンディーから送られた売り上げ表と金庫の中身とのチェック。
「こんなことまでやるんだ」
今年だけじゃない、なんて相葉さんから聞いてたけど、
こんなことまでバイトの範囲なんだ。
「翔さんの担当なんだけどね。
あ、ニノは先に着替えちゃって。
もうすぐ時間だろ」
「あぁ、うん」
そう言われると急に緊張してきた。
他人から好意を寄せられることなんて、俺の人生でそうそう無かったし。
ていうか、いじめられてたことの方が多かったぐらいだし。
だから、すごく不安。
何を言うつもりなのかな。
相葉さんの話って。
いつもみたいに初めからなんの期待もしてなければどうってことないんだけど。
不安と期待が織り交ざって、心臓のどきどきが止まらない。
サンタのコスチュームを脱いだところで
バーン！と勢いよくドアが開いた。
「ニノちゃん、お待たせ!!
間に合った？」
びっくりして、心臓止まっちゃうよ。
そうじゃなくてもドキドキしてたっていうのに。
控え室にはもう誰も居ないんだよね？
こんなデカイ声で！
「おー、お帰り！
相葉くん、セーフだよ」
俺の代わりに潤くんが返事を返すけど。
セーフって、大野さんと会わせないこと？
それってそんなに重要だったの？
コスチュームをハンガーに掛けていると、
相葉さんが横から俺の上着を手に取って急かす。
「ほら、ニノ、早く！早く！」
上着を着せられて、ほらほらってカバンも渡された。
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白やぎ(プロフ) - にのか様ありがとうございます！今更クリスマスの話、需要があるのかと自分でも疑問でしたので；ちょっと安心いたしました。二人にも頑張ってもらいたいと思います〜 (2015年1月17日 22時) (
レス) id: b96a671fa3 (このIDを非表示/違反報告)
にのか(プロフ) - 白やぎさん続きありがとうございます。クリスマスはまだまだ始まったばかり！あどれすも交換してまた少し縮まった距離が嬉しいです＾＾早く相葉さん戻ってこないかなぁ。私もにのちゃんと一緒にドキドキして待ってます♪ (2015年1月17日 6時) (レス) id: cadf494d19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白やぎ
| 作成日時：2014年12月24日 12時
