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勝手に持ち場を離れちゃった・・・。
咄嗟の事だったとはいえ、自分がそんなことをするなんて！
焦って慌てて飛び出して、相葉さんを追っかけてしまった。
ちゃんと見つけられて、会えたのは本当に良かったけれど。
かなりめちゃめちゃで、恥ずかしい行動、だったよね。
なるべく急いで、小走りになりながら売り場へと戻ると。
後ろからブースへ向かうと、翔さんと潤くんが二人で売り子をやってくれてる。
ちょうどよく、お客さんが途切れたのを見計らって声をかけた。
「すいません・・・」
急に抜け出して・・・と言う間もなく、翔さんが俺を見て立ち上がる。
「会えた？
・・・間に合わなかった!?」
詰め寄られて、勢いにうっと怯む。
「ちょっと、翔さん。
慌てなくても大丈夫だよ。
こんなとろけきった顔してんのに、
会えたに決まってんでしょ」
潤くんの突っ込みに、翔さんと俺は、え？と首を傾げる。
うそ、そんな顔してる？
「そうなの!?
会えたんだ？」
「はい、ありがとうございました。
それに売り場を離れちゃって、すいませんでした」
頭を下げる。
本当に翔さんのおかげだ。
相葉さんがバスケに行っちゃうことも、電車に乗るってことも、誕生日だってことも。
教えてもらえなかったら間に合わなかった。
もし間に合ってなかったら、と思うと怖くなる。
「それで？
雅紀はなんだって!?」
キラキラと大きな瞳が好奇心に輝いている。
「翔さん・・・ニノが若干引いてるよ
食いつきすぎだから」
そう笑う潤くんも、聞きたくてウズウズしてる。
なんて言おう、と一息ついたところで音がした。
「あ、メールだ
・・・雅紀!!」
曲で振り分けてあるのか、翔さんがスマホをチェックする。
『ニノちゃんに俺のメルアド教えてあげて・・・』
読み上げて、ニッコリと俺の顔を見た。
「喜んで〜！
なに、お前ら上手くいったんじゃん!!」
良かった、良かった!!
いぇ〜い！って潤くんと騒ぐけど。
待って、待って！
「ちが、う・・・
別に何にも話す時間無かったし」
慌てて否定してるのに。
『試合終わったら即効戻るから。
それまでニノのことお願い!!』
「って、イブにデートじゃん」
横からスマホを覗き込んだ潤くんの言葉に顔が赤くなる。
どうしよう・・・、そうなのかな。
ねぇ、相葉さん。
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白やぎ(プロフ) - にのか様ありがとうございます！今更クリスマスの話、需要があるのかと自分でも疑問でしたので；ちょっと安心いたしました。二人にも頑張ってもらいたいと思います〜 (2015年1月17日 22時) (
レス) id: b96a671fa3 (このIDを非表示/違反報告)
にのか(プロフ) - 白やぎさん続きありがとうございます。クリスマスはまだまだ始まったばかり！あどれすも交換してまた少し縮まった距離が嬉しいです＾＾早く相葉さん戻ってこないかなぁ。私もにのちゃんと一緒にドキドキして待ってます♪ (2015年1月17日 6時) (レス) id: cadf494d19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白やぎ
| 作成日時：2014年12月24日 12時
