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こんな想い、一体どうしたらいい？
俺なんて、所詮ただのバイトの先輩だ。
電車が同じって奇跡みたいに思ってるのはきっと俺だけ。
ニノちゃんともうちょっと一緒に居たかったなぁ。
今日のラストまで傍に居られたら何か変わったかなぁ・・・。
情けないけど、こんな事初めてでどうしたらいいのか分からない。
どうにも出来ない。
翔ちゃんとニノが仕事をしてるのを振り返る。
ごめん、ニノ。
最後まで見ててあげられないや。
翔ちゃんと松潤にお願いすれば大丈夫かな。
俺なんかいなくても、二人ならしっかりしてるし。
俺がいなくなって、リーダーがニノに何か言うとしても。
それはニノちゃんが決めること、だもんね。
何にも言えないくせに、ぐずぐずしてちゃだめだ。
約束を破るのに、未練がましく言い訳なんて情けないことも出来なくて。
金庫を持って戻ってきたニノに小さくごめんって言ったのは、
いっそのこと聞こえてなければいい。
ニノと入れ替わり、逃げる様に翔ちゃんの所へ向かった。
どうしてもバスケの方へ行かなきゃいけなくなったっていう説明に
翔ちゃんは分かったって頷いてくれた。
ニノの事もお願いねって頼みにも大丈夫だって受け止めてくれて。
俺は挨拶もなしにこっそりニノから隠れて事務所へ戻った。
友達に今から行くよってって連絡を入れて、着替えて、荷物を持って立ち上がる。
もう行かなきゃ・・・。
そろそろここを出なきゃ間に合わなくなる。
試合の前に、アップもしないといけないし。
のろのろと、みんなの目につかない道を選んで駅へと急ぐ。
ニノと連絡先も交換してない。
一方的に家を知ってるだけ。
これで、もうおしまい。
・・・だからきっと、これだけの縁、だったんだ。
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白やぎ(プロフ) - にのか様ありがとうございます！今更クリスマスの話、需要があるのかと自分でも疑問でしたので；ちょっと安心いたしました。二人にも頑張ってもらいたいと思います〜 (2015年1月17日 22時) (
レス) id: b96a671fa3 (このIDを非表示/違反報告)
にのか(プロフ) - 白やぎさん続きありがとうございます。クリスマスはまだまだ始まったばかり！あどれすも交換してまた少し縮まった距離が嬉しいです＾＾早く相葉さん戻ってこないかなぁ。私もにのちゃんと一緒にドキドキして待ってます♪ (2015年1月17日 6時) (レス) id: cadf494d19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白やぎ
| 作成日時：2014年12月24日 12時
