21 ＊Ａ ページ21
翔ちゃんに明日のお許しももらって、一安心。
ふと手ぶらで来たことを思い出す。
「チラシ、置いてきちゃったね」
ニノに話かけたんだけど。
「じゃあこっちから持ってきなよ。
ニノ、まだ智くんに会ってないだろ？」
って、リーダーがニノの説明係をやらなかったこと翔ちゃんにバレてる!?
「俺は一旦向こうに戻るから、様子も見てきて」
そう言って行っちゃったけど、また絡まれないか、
「・・・心配だね。
俺は松潤みたいに落ち着いて座ってらんないなぁ・・・。
こうして守ってたいよ」
ニノちゃんは、本当に可愛いから気が気じゃない。
ニノこそ、何か魔除けみたいなの持たせなきゃ。
なにかいいものなかったかな・・・。
けどその前に、チラシだ。
行こう？って不意打ちにニノの手を掴む。
びっくりして手を引っ込めようとするのを無視して、
逃がさないよう力を込めた。
頬がほんのりと赤く染まる。
こうして手を繋いでるのか一番安心なんだけど！
俺が居ないときに何かないもんかな。
そのままニノの手を引いて。
こっちのブースには女の子とサンタが２人。
その内の一人、リーダーが俺を見付けて、お！と手を上げる。
「相葉ちゃん、可愛いの連れちゃって」
ふにゃんと笑いながら、さらりと言われる。
繋いでる手は離さないまま、見えない程度に後ろへ隠した。
リーダーが面倒くさがってくれたおかげさまなんだよ！
「この子が風間くんの代理、二宮くん」
一応はリーダーなんだから、紹介はしておかないと。
「へー、そっか。
ありがと、相葉ちゃん」
けれど
「二宮です」
ペコリと頭を下げるニノに向かって。
リーダーが、笑顔で
「後は、ここに座ってなよ」
なんて！
今さら、だよ。
この可愛いのは、渡せないから！
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白やぎ(プロフ) - にのか様ありがとうございます！今更クリスマスの話、需要があるのかと自分でも疑問でしたので；ちょっと安心いたしました。二人にも頑張ってもらいたいと思います〜 (2015年1月17日 22時) (
レス) id: b96a671fa3 (このIDを非表示/違反報告)
にのか(プロフ) - 白やぎさん続きありがとうございます。クリスマスはまだまだ始まったばかり！あどれすも交換してまた少し縮まった距離が嬉しいです＾＾早く相葉さん戻ってこないかなぁ。私もにのちゃんと一緒にドキドキして待ってます♪ (2015年1月17日 6時) (レス) id: cadf494d19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白やぎ
| 作成日時：2014年12月24日 12時
