17 ページ17
本日、ラストまであと３時間。
販売ブースには松潤と女の子ばかり。
「おー、お帰り。
ニノ、座る？
それとも後は二人で呼び込みする？」
松潤にそう言われて、ニノの視線が俺に向く。
どうしようって顔して・・・
俺が決めていいのかな。
「ニノ、翔ちゃん探して明日の話した方がいいでしょ。
後は俺と一緒に呼び込みでいいよね？」
俺と一緒、ってところを強調する。
そこんとこ、通じた？
ふわりと俺に微笑んでから。
「潤くん、そうするね」
って同意してくれたニノの答えに松潤がニヤリと俺を見る。
見透かされてる、みたいだけど。
応援してくれてもいいじゃんか！
だって、自分は翔ちゃんとラブラブなんでしょう？
「じゃあ、頑張って。
これ。
振らなくてもいいやつ」
カイロを２つ、渡してくれた。
袋を開けて、一つニノへと手渡してから、
何故だかシャカシャカ振ってしまう。
「相葉さん、振らなくてももうあったかいですよ？」
肩を竦めて笑うニノのカイロを、
持っている手の上からぎゅうっと握って捕まえて。
「わ、ほんとだ！」
不思議だね〜って、ニノちゃんが顔を赤くするのをわざと確認する。
嫌われて、ないよね？
突き飛ばされたり、振りほどかれたりしないし・・・。
あ、いや、困ってもニノはそういうことする子じゃないか。
俺だから、じゃないかもしれないね。
そっと手を離すと、
「相葉さんの手があったかいから・・・
カイロがあったかいのかどうか、
わかんなくなっちゃった」
！！！首を傾げて、
そんな可愛いこと、よそで言っちゃダメだから!!
天使みたいな顔して、ニノってば小悪魔なのかも。
俺のこと翻弄して、からかって遊んでる？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 558人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白やぎ(プロフ) - にのか様ありがとうございます！今更クリスマスの話、需要があるのかと自分でも疑問でしたので；ちょっと安心いたしました。二人にも頑張ってもらいたいと思います〜 (2015年1月17日 22時) (
レス) id: b96a671fa3 (このIDを非表示/違反報告)
にのか(プロフ) - 白やぎさん続きありがとうございます。クリスマスはまだまだ始まったばかり！あどれすも交換してまた少し縮まった距離が嬉しいです＾＾早く相葉さん戻ってこないかなぁ。私もにのちゃんと一緒にドキドキして待ってます♪ (2015年1月17日 6時) (レス) id: cadf494d19 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白やぎ
| 作成日時：2014年12月24日 12時
