#Story＿10 ※微R ページ12
『いっ...』
きんときくんは、強めに噛んだ後、その場所に舌を這わせた。
『...ど、どうしたの？』
困惑する私を見て、きんときくんは嬉しそうにねっとり笑う。
「...あはは、そういうとこだよ」
『ん...』
目覚めて見たのは、綺麗なきんときくんの顔。
何だか頭が痛くて、声も出しずらい。
時計を見ると、朝の6時だった。
記憶もぼんやりしていた。
『何し、たんだろ...』
とりあえず起きて、顔を洗おうと洗面所に向かう。
冷たい水を顔にパシャパシャとかけ、眠気を飛ばす。
タオルで顔を拭いて、鏡で私を見る。
『...え...？』
鎖骨辺りや腕、あらゆる所に赤い印。
それに驚いて、慌てて自分の体を見る。
服もよく見たらきんときくんのもので、下着なんて付けていなかった。
薄い服のせいで、所々肌が見えるが、どこも印が着いていた。
『...』
恥ずかしくなって、その後は急いで着替えた。
「おはよぉ〜...」
『お、おは、よう...』
「喉痛い？
これ、飲むといいよ」
『...ありがと』
少しだけジト目で見つめながら、飲み物を受け取る。
「...君がいないと、俺はダメなんだ
...愛してるよ」
その言葉だけで、私は命に価値を感じる。
『私も』
入ったら、絶対に抜け出せない、ドロドロとした愛の沼。
君とはじめての出会いは、私が絶望のどん底に落とされていた時。
君が助けてくれたんだから。
責任、取ってね？
ーStory＿完
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aru。(プロフ) - はんはんさん» 実は「Story」では見えなかった真実を、「AnotherStory」で見える、そんなお話を目指していました…。色々とありがとうございます！！ (5月29日 16時) (
レス) id: 59b356ef29 (このIDを非表示/違反報告)
aru。(プロフ) - 愛璃さん» お話のような関係も現実で有り得るので、お互いが幸せならそれが愛なんですかね…。ありがとうございます！ (5月29日 16時) (レス) id: 59b356ef29 (このIDを非表示/違反報告)
はんはん - これからも応援しています！！無理しすぎない程度に！！（ここ重要）これから主様のペースで頑張ってください！！ (5月29日 9時) (レス) @page23 id: 04ab76775a (このIDを非表示/違反報告)
はんはん - 完結おめでとうございます！！！最初は夢主ちゃんが一方的に依存してしまい夢主ちゃん自身の魅力などにknさんが惚れる展開かと予想しました！ネタバレになるので言えませんがまさかknさんが…！とは思わず興奮が止まりませんでした！一番大好きな作品です！ (5月29日 9時) (レス) @page23 id: 04ab76775a (このIDを非表示/違反報告)
愛璃(プロフ) - 完結おめでとうございます！！とても素敵なお話でした！これも1つの愛のカタチですね…。天使が籠の中の鳥にならないことを願うばかりです。更新お疲れ様でした！これからも応援しています。 (5月29日 1時) (レス) @page23 id: cc5155de71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aru。 | 作成日時：2023年5月14日 20時
