ユノさんとユナさん ページ30
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話しながら
エレベーターに向かって廊下を歩いていると
少し先にあるエレベーターが丁度いいタイミングで到着して扉が開く。
すると降りてきたのはユノさん
…と、私達の部署で一番美人と有名なユナさん。
2人は仕事の話をしている。
『じゃあこういう感じで進めていきますか？』
『ああ、そうしよう。
ここの部分は任せたよ、イムさん。』
そう言うとユノさんは、
サッとユナさんから渡された紙に目を通した後
もう一度ユナさんに戻した。
『はい、分かりました。』
身長が170cm近いユナさんと
180cmはあるユノさんが歩くと
凄く綺麗で、かっこいい。
なんて言えばいいのかな…絵になると言うか。
そんな感じ。
こういうのを美男美女って言うのかな？
そんな2人を横目に
チャンミンと一緒にすれ違う。
すると一瞬だけどユノさんと目が合った。
すぐ立ち止まるユノさん。
『あれ、Aさん今から外回り？』
｢はい。部長もお疲れ様です。｣
もっと気の利くこと言いなさいよ私！
『ありがとう！
今日暑いらしいからAさんも気をつけてね。
って…チャンミン君も一緒？』
ユノさんは横にいたチャンミンに目線をずらす。
『はい、そうです。』
表情一つ変えずに答えるチャンミン。
『そっか〜
チャンミン君も気をつけるんだよ！』
『ありがとうございます。
…すいません、先を急いでるのでここで失礼します。
A、行こうか。』
チャンミンは微笑みながら
ユノさんとユナさんにお辞儀をすると私の手を引く。
｢わっ、ちょっと…｣
手を持たれた所が体温を通じて少し熱い。
そのままエレベーターに乗り込むと
チャンミンはゆっくり話しだす。
『…部長の周りには綺麗なライバルが多そうだな。』
｢…知ってる。｣
恋心を自覚する前から、嫌という程見てきた。
昼休みに呼び出されるユノさん。
他の部署の先輩が用もなくユノさんに相談しに開発部にやって来るところ。
廊下に出るとさりげなく触ってくる先輩方。
見たくなくても自然と目で追ってしまう。
ユノさんは優しいから突き放しもせずに
一個一個真摯に向き合ってくれる。
｢でも、私は皆みたいに仕事場でガツガツ行くのは絶対出来ないなぁ。｣
それは私のプライドなのか
ただただ皆みたいに勇気がないのを言い訳にしてるのか。
『そういうのが、Aのいい所だよ。』
チャンミンはそれだけ言うと
何も言わなくなった。
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あかくま(プロフ) - She-inさん» She-in様コメントありがとうございます。これからどんどんチャンミンも出していこうと思っています^^どんな関係になるのか楽しみにしてて下さい！ (2018年2月8日 12時) (
レス) id: abdc2bf7f5 (このIDを非表示/違反報告)
She-in(プロフ) - 初めまして。楽しく読ませてもらいました。何故だかチャンミンの事が気になってしょうがないのは私だけでしょうか？ユノとのチャンミンとのこれからが楽しみです。２章を楽しみに今から読ませてもらいます。 (2018年2月8日 10時) (レス) id: 7a0c4728ec (このIDを非表示/違反報告)
あかくま(プロフ) - wakaさん» ごめんなさいwwwちょっとズレたダサんほしか浮かびませんでした(笑)でも最近のユノの服装は格好良いですよね！ (2018年2月6日 0時) (レス) id: abdc2bf7f5 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ゆのぉw服のセンスは良くしてあげて｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡もう、吹き出してしまったわwwww第二章、楽しみだわ (2018年2月5日 22時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
あかくま(プロフ) - うさ子さん» うさ子さん初めまして！嬉しいお言葉ありがとうございます^^ こんなユノみたいな上司、レア中のレアですよね(笑)私も切実に欲しいです。わっ！！ユノと同じセンイルなんですか？！すごい羨ましいです！！ぜひいい日にして下さい！おめでとうございます！！(だから早い) (2018年2月5日 21時) (レス) id: abdc2bf7f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかくま | 作成日時：2018年1月21日 0時
