１４８ ページ9
緑「ずっと気になっていたんですが、その子はどなたかのお子さんですか？」
緑谷くんの言葉に答えたのはマンダレイだった。
マ「ああ違う。この子は私の
緑「あ、えと僕雄英高校ヒーロー科の緑谷。よろしくね」
あれぐらいの子供は人見知りもするだろう。緑谷くんから、優しく声をかけた。優しかったはずだ。
しかし、洸汰と呼ばれた男の子は思い切り緑谷くんの緑谷くんを真っ直ぐ殴ったのである。
「きゅう」と力なく崩れ落ちた緑谷くんに、飯田くんは駆け寄った。
飯「おのれ従甥!! 何故緑谷くんの陰嚢を!!」
洸「ヒーローになりたいなんて連中とつるむきはねえよ」
飯「つるむ!!? いくつだ君!!」
幼い容姿には似合わない鋭い口調。人見知りと言うにはトゲトゲし過ぎるなぁと勝手に分析する。その隣で、
爆豪「マセガキ」
と笑う爆豪はあまりに人を馬鹿にした笑みを浮かべていた。
期末試験の後、二人でいた時の笑顔はそれなりに可愛げがあったと言うのに。
轟「お前に似てねえか？」
爆「あ？ 似てねえよ。つーかてめェ喋ってんじゃねえぞ舐めプ野郎！」
轟「悪い」
焦凍くん。全く、悪いと思っていないだろうな。
相「茶番はいい。バスから荷物降ろせ。部屋に荷物を運んだら食堂にて夕食。その後入浴で就寝だ。本格的なスタートは明日からだ。さァ早くしろ」
相澤先生は、親指で施設に入るように指示した。身体の熱が引いてきたのを確認して、着崩した制服を元に戻していく。
峰「なぁ檻守。別にそのままでもいいんだぜ？」
『別に、今すぐ殴り飛ばしてもええねんで？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 257人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みすじ。(プロフ) - エリスさん» 嬉しいコメントありがとうございます！これからも更新頑張ります。爆豪くん、良いですよね！ (3月27日 11時) (
レス) @page17 id: 5f57a4ca31 (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - 一気読みしちゃいました！更新楽しみすぎます！ばくごーくんオチに1票！ (3月26日 22時) (レス) @page16 id: 6970de97bc (このIDを非表示/違反報告)
みすじ。(プロフ) - 夜桜さん» 檻守ちゃん褒めてくれて嬉しいです。ありがとうございます！！！ (3月24日 17時) (レス) id: 5f57a4ca31 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - めっちゃ面白いです！檻守ちゃんめっちゃ可愛いです！！！ (3月24日 14時) (レス) @page9 id: 8f7b32c140 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みすじ。 | 作成日時：2024年3月24日 13時
