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私が、一歩扉に近付いた。その瞬間、＜スマッシュ!!!＞という掛け声と共に、部屋の外壁が勢いよくぶっ壊れる。
外から入ってきたのは、オールマイトだ。
『……オール、マイト!?』
ス「何だぁ!!?」
死「黒霧！ ゲート……」
黒霧のワープゲートの範囲が広がる。
シ「先制必縛、ウルシ鎖牢!!」
オールマイトが開けた外壁の穴から、シンリンカムイが入り込んできた。個性によってあっという間に敵の身体が拘束される。
炎の個性である荼毘も、個性を使われる前にグラントリノが気絶させた。
オ「もう逃げられんぞ敵連合……。何故って!? 我々が、来た！」
お決まりの台詞と同時に、扉からもエッジショットや警察が武器を持ちながら入ってくる。
オ「怖かったように……よく耐えた！ ごめんな……もう大丈夫だ！」
爆「こ、怖くねえよヨユーだクソッ！」
爆豪の声は、少し震えていた。怖くないわけが無い。強がりだ。けれどオールマイトは、爆豪の返答に対し親指を立てる。
オ「檻守少女は、大丈夫かい!?」
『……爆豪が居てくれたから、へーきです。よゆー』
ならば、私も強がらなくては。私は、両手の親指を立ててオールマイトに向けた。出来るだけ、笑顔を作って。
爆「下手くそ」
爆豪は、そんな私の作り笑いをバカにした。互いに余裕が出てきたのかもしれない。
死「せっかく色々こねくり回してたのに……何そっちから来てくれてんだよ、ラスボス。
仕方がない……。俺たちだけじゃない。そりゃあこっちもだ、黒霧。持ってこれるだけ持ってこい！」
死柄木が、声を張り上げた。しかし、なにか来ると思わせたものの現場に変化はない。
黒「すみません死柄木弔……。所定の位置にあるハズの脳無が……ない……!!」
オ「やはり君はまだまだ青二才だ」
オールマイトは、私と爆豪の肩を抱き寄せる。……どうやったらこれだけの筋肉がつくんだろう。そもそも、あのひょろひょろの姿は何？
オ「敵連合よ。君らは舐めすぎた。少年らの魂を。警察のたぬまぬ操作を。そして……
我々の怒りを!! おいたが過ぎたな。ここで終わりだ、死柄木弔!!」
よく、オールマイトは画風が違う。なんて言われるけれど後光が指しているからか更に圧が増す。
味方ながら、絶対に敵に回したくない人間だと心底思った。
＿＿＿
英語部分をカタカナにしてやっと掲載出来ました。なんかのバグですかね。
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みすじ。(プロフ) - エリスさん» 嬉しいコメントありがとうございます！これからも更新頑張ります。爆豪くん、良いですよね！ (3月27日 11時) (
レス) @page17 id: 5f57a4ca31 (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - 一気読みしちゃいました！更新楽しみすぎます！ばくごーくんオチに1票！ (3月26日 22時) (レス) @page16 id: 6970de97bc (このIDを非表示/違反報告)
みすじ。(プロフ) - 夜桜さん» 檻守ちゃん褒めてくれて嬉しいです。ありがとうございます！！！ (3月24日 17時) (レス) id: 5f57a4ca31 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - めっちゃ面白いです！檻守ちゃんめっちゃ可愛いです！！！ (3月24日 14時) (レス) @page9 id: 8f7b32c140 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすじ。 | 作成日時：2024年3月24日 13時
