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耳「いっぱい買ったねぇ」
『今月ピンチやわ……』
数件回って購入した後のレシートを眺めながら呟く。この夏、エアコンつけずに生活できるだろうか。
『帰ったら家計簿つけて計算せな……』
耳「家計簿つけてんの？ 一人暮らしって大変だね」
『慣れたら楽やけどな』
無くさないように財布にレシートを詰める。すると、私のスマホが細かく振動した。
『あれ、お茶子から。どしたんやろ』
八「麗日さん？ 緑谷さんと居たと思うのですが……」
私は、お茶子からのメッセージを開いて中身を確認する。
《＿＿
『……!? 二人とも、戻ろう』
耳「え、まだ時間まで結構あるけど?!」
『敵だって……、多分買い物ももう出来ん』
私は、キャリーケースを引きながら走り始めた。
＿＿＿
『お茶子、大丈夫なん!?』
茶「私は大丈夫！ デクくんが……」
お茶子の通報によって、ショッピングモールは一時的に閉鎖された。死傷者はおらず、ヒーローが捜査にあたったが敵は見つからなかった。
緑谷くんは、事情聴取のために警察署に連れられてしまい、私達もこれから買い物をするなんてテンションにはなれない。
切「しゃーねえ。今回は帰るか」
葉「そうだねぇ」
自然と解散する雰囲気になり、一人でポツポツと歩いて自宅へ帰る。
＿＿＿
相「とまあ、そんなことがあって敵の動きを警戒し例年使わせて頂いてる合宿先を急遽キャンセル。行先は当日まで明かさない運びとなった」
せっかく事前に配られたしおりの半分以上が使い物にならなくなってしまった。仕方ないと言えば仕方ないが。
芦「ま、何にしても楽しみだよね」
『合宿自体無くならんのが雄英って感じ』
まあ、これで合宿が無くなってしまえば緑谷が変な責任を感じかねない。
そこも含めて、無くならなくて良かったと思う。買ったものも無駄にならないし。
こうして、体育祭や職場体験などを経験した学期が終了し夏休みに入る。
林間合宿当日だ。
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みすじ。(プロフ) - エリスさん» 嬉しいコメントありがとうございます！これからも更新頑張ります。爆豪くん、良いですよね！ (3月27日 11時) (
レス) @page17 id: 5f57a4ca31 (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - 一気読みしちゃいました！更新楽しみすぎます！ばくごーくんオチに1票！ (3月26日 22時) (レス) @page16 id: 6970de97bc (このIDを非表示/違反報告)
みすじ。(プロフ) - 夜桜さん» 檻守ちゃん褒めてくれて嬉しいです。ありがとうございます！！！ (3月24日 17時) (レス) id: 5f57a4ca31 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - めっちゃ面白いです！檻守ちゃんめっちゃ可愛いです！！！ (3月24日 14時) (レス) @page9 id: 8f7b32c140 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすじ。 | 作成日時：2024年3月24日 13時
