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耳「あれか。檻守、メイクもしてるからいつもも印象違うんだね」
八「確かに、目元が少しキラキラしてますわ」
『ん……。職場体験で一式貰ったから、こういう時にしか使わんかなって思って』
耳「勿体ない精神ってやつ？ 流石、関西人」
じろちゃんがニンマリと笑うが否定できない。これは、関西人の性みたいなものなんだろうか。
『もー！ 先マスク買うて来ていい？』
耳「そうした方がいいかもね」
私は、ショッピングモールに入っている薬局でマスクを購入し即座に着けた。これなら、まぁ買い物くらい平和にできるだろう。
『ごめんなあ』
八「なんの問題もありませんわ！ 気を取り直して行きましょう！」
ヤオモモは、そう言ってショッピングモールの地図を見に行く。私達もその後を着いていき、旅行グッズが豊富な店に着いた。
耳「一週間ってなると、家にあるのじゃ入んなくてさ」
『やっぱどデカいのいるよな』
キャリーケースを二人で吟味しながら、そんな会話をする。ヤオモモは、既に持っているらしくそんな私達をニコニコ眺めていた。
八「しかし、残念ですわね。轟さんが来れないなんて」
『へ？ まぁ、見舞いならしゃあないよな』
八「けれど、一緒に回りたかったのでは？」
ヤオモモは不思議そうな顔をしているが、私もじろちゃんも何故ここで焦凍くんの名前が出てくるのか分かっていない。
耳「なんでここで轟の名前出てくんのさ？」
八「あれ？ 檻守さんは轟さんと交際されているのでは無いのですか？」
あまりにも突拍子がない発言に鳩が豆鉄砲を食らった顔になる。じろちゃんも首をぎゅんっと私の方に向けて「そうなの?!」と言った。
『ち、違う。てか、何でそうなったん？ 全然友達やねんけど……』
八「え？」
『……え？』
耳「えぇ？」
互いに状況が飲み込めない表情をして、目を見合せた後私は思わず吹き出してしまった。
『んふふ……。な、なんでそうなったんよ……あははっ』
八「そ、その肉まんを回し食いしていらっしゃったり、昨日も同じベッドで寛いでらっしゃったので……。私ったらてっきり……！」
耳「あー……、そりゃ勘違いするよ」
そういえば、焦凍くんと話す時はヤオモモも一緒なことが多かった。だからって勘違いが激しすぎる気もするが。
『それ、焦凍くんの距離感が異様に近いだけやで。私もびっくりしたもん』
耳「焦凍くんって呼んでんの?! くっついちゃえよ!!」
『なんでそうなんねん！』
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みすじ。(プロフ) - エリスさん» 嬉しいコメントありがとうございます！これからも更新頑張ります。爆豪くん、良いですよね！ (3月27日 11時) (
レス) @page17 id: 5f57a4ca31 (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - 一気読みしちゃいました！更新楽しみすぎます！ばくごーくんオチに1票！ (3月26日 22時) (レス) @page16 id: 6970de97bc (このIDを非表示/違反報告)
みすじ。(プロフ) - 夜桜さん» 檻守ちゃん褒めてくれて嬉しいです。ありがとうございます！！！ (3月24日 17時) (レス) id: 5f57a4ca31 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - めっちゃ面白いです！檻守ちゃんめっちゃ可愛いです！！！ (3月24日 14時) (レス) @page9 id: 8f7b32c140 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすじ。 | 作成日時：2024年3月24日 13時
